コトバの短編映画
コトバだけの短編映画をつくってみようかと、思っているのじゃ。頭のなかで行ったりきたりしていた構想が、ぴた~っとひとつにまとまって、おとといの晩から鮮明にイメージが広がり、いま、半年ぶりにコトバがみなぎっている。なんだか書けなかったからなあ、ここんところ。思いはあるのだけど、弱っていたからコトバが強がろうとするねん。コトバがいつも以上にあまのじゃくになるねん。
でも、春の芽がでて、桜がことしも強く咲いて、風が初夏の匂いを運んできて、おうちがきれいになって、心がすっきりとクリアになってきて、また私はコトバと遊びたくてしかたなくなったのじゃ。衝動を昇華させて、普遍なものにする。そんな作業をするためには、ちょうどいいといえるテンションかもしれん。生傷のままじゃ、痛すぎるし、かわいた傷では、痛くもないし。
心に風がす~っと通るようになったこの頃なのかもしれない。