「にほんのにほひ」完成!
日本語のうつくしさ、日本語のリズム、日本語の情感のゆたかさ、を
綴る試み。題して「にほんのにほひ」が、私の今回の629での挑戦なのです。
「美香ちゃんの作品には、海と月がたくさんでてくるね」と、歌姫・深川和美がいってくれて、
そういえば、そうだなあ、と思ったことを思い出して、「海や「月」のでてくる言葉、
これに加えて、大好きな「雨」、ひとり旅をイメージさせる「風」、女の強さをあらわす「花」の、
5つの章をもうけて、言葉を編集していった。もちろん新作も半分以上を占める。
さてと。ここ数日は、どこまでねばり、どこで区切りをつけるか・・・の段階になっていたのだけれど、
今朝の段階で、自分でOKを出し、イメージ画像をつくりながら反芻してみた。よし。
今、学さんにタイポグラフィをつくってもらっている。
ひさしぶりのタイポグラフィ。ここのところ手書きやったからね。
同じ言葉がまた、ぜんぜん違う表情を見せてくれる。
強かったり、生意気だったり、でしゃばったり、澄ましたりしながら、
私の言葉が、私から旅立っていく。