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2006年07月22日

629の思い出(8)~キマイラくん、どないしてはる?~

ぜんぜん関係ないけれど、ここ数日ずっと漫画「DETH NOTE」を読んでいる。映画の宣伝でみたときから、うわ、すげ~ストーリーおもしれ~って思ってて、まんちゃんにきいたら、「ぜんぶあるよ」とのこと。さすが元祖おたく。漫画人生。「でも、もうすぐ終わるから全部そろってから読んだほうがいい」ということで、おあずけだったんですが、里帰りからもどってきたら、こたつの机のうえにで~んと、「DETH NOTE]がつまれていた。おおおお、解禁!!わあああ、1ページ目から入りすぎ、あたし・・・って感じで、いま、勝手にブームである。世間からしたら、かなり遅めらしいが・・・。で、漫画のなかにでてくる、死神リュークの顔をみてると、私にはめちゃくちゃ学&鉄秀の合作「キマイラ」に見えてきて、ああ、629からそろそろ1ヶ月がたつなあ、と、遠い昔を眺めるように思うのである。
kimaira-tesshu.jpg
10メートルもあるビッグスケールの絵を描くには、圧倒的な技術力、緻密な構成力、そしてひつこさ・・・が必要だ。「鉄秀と俺やねんから、カッコええのんできるにきまってるやんか~」と涼しい顔して、毎日お絵かきに出かけた学さん。(いまは、DETH NOTEに夢中で私を追い越してもう10巻目)  今回の629は、大型作品、ということにある意味こだわりをもったのは、そういう、圧倒的な力、ごまかせないパワーみたいなものに挑戦する必要があったからだ。鉄秀が、打ち合わせのときにようゆうてたなあ。「どんなことが背景にあっても、圧倒的な一瞬があったら、すべてがOKになるねん!!せやから、俺らはその、圧倒的な一瞬をなにがなんでもつくらなあかんねん」って。
629を続けていくには難しいことがいっぱい。でも、鉄秀がいうように、圧倒的な一瞬をつくれたのなら、浪速恋しぐれな女たちは胸を高鳴らせるし、ヤンキー文化の男たちは血が騒ぎ出すのじゃろうよ。今の188は、ちょっと現実。くらくらしそうな太陽のもと、がっつり仕事をこなして。ほんで休みには、自分をゆるめて。でも、おいしいものをみんなでよく食べてるねえ、このごろ。ま、じっと、次の一手を考えているってかんじ。キマイラくんは倉庫のなかで、一息、ついているだろうか。おいおい、ニューヨークぐらいつれてっておくれよ~と次なる出番を待ってるころだろうか。そだねえ、ニューヨークぐらい、つれてったりたいよね。