ソクラテスの弁明 関西弁訳

2009年5月下旬 パルコ出版より発売

哲学書の限界を超えた面白さ!これって落語?それとも哲学?でもなんで関西弁!?

プラトン著「ソクラテスの弁明」を、
なんと関西弁に翻訳・・

これまで難解と思われ敬遠されがちだった
この哲学書が、関西弁に訳すことで、
目から鱗が落ちるほど読みやすくなりました。

生きることの意味、善と悪、国家と法、
死のとらえ方・・・

賢人ソクラテスのメッセージが
生きた言葉として、
いま私たちに届きます。

得体の知れん日本語に毒され続けてきた
日本の哲学書の歴史に一石を投じます!

書名 : ソクラテスの弁明 関西弁訳
著  : プラトン
訳  : 北口 裕康
仕様 : B6判変型・上製
頁数 : 160ページ
予価 : 1,260円(税込)
発行 : 2009年5月15日

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本文より

せやけど、その帰り道に思ったんです。確かにあの人よりもわたしの方が知恵があるやも知れんと。ちゅうのは、あの人もわたしも、お互いに善についても美についても、ようわかってないと思うんやけど、あの人は九割方わかってるっちゅうことでわかった気になってはる

 

訳者 北口裕康 プロフィール

1965年、大阪の料亭「菊水」に誕生。ミナミの地を動くことなく現在に至る。
大阪大学中退。188cmの大男で、その背丈に由来する名称のシステム&デザインカンパニー、株式会社一八八(いちはちはち)の社長を務める。

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