「まめとみつ」- コピーライター村上美香&「柴犬まめとみつ」のコトバ・グラフティ。

まめとみつ


PROFILE/MIKA MURAKAMI@188《コピーライター》
瀬戸の海を産湯に、波を子守唄に育ち、大阪はミナミの繁華街・坂町に生息する女コピーライター。藤原新也の「人間は犬に喰われるほど自由だ」を敬愛し、「はて。ほんとうに人間は犬に喰われるほど自由か?」と日々思い巡らしながら、2008年2月よりひょんなことから柴犬まめと暮らす。はて。きみにほんとうに伝えたいコトバはなんだろう。そんな、きみとわたしのこれからブログ。

農村の哲学。

20120827-melon-1.jpg
これがメロンの花、
雌花=おんなのこ。
20120827-melon-3.jpg
ヨコからみると、こんなかんじ。
付け根がすこしぷっくりしてるでしょう。
これがメロンの果実になる。
20120827-melon-2.jpg
昔は、蜜蜂や蝶々がこの仕事をやってくれていたそーですが、
最近では、雄花の花粉を筆にとって、

ちょん、ちょん、と

雌花のまんなかにつけてあげます。

うまく受粉できたら
花は閉じて、やがて枯れていきます。
そして果実のぶぶんが膨らんでいきます。


 「ええか? 
 植物の役割は、後の世にいい種を残していくことじゃけの、
 おいしい実をつけて、
 それを鳥や動物に食べさせて、
 その糞がどこかの土のうえにおちてくことで、
 種が遠くまで運ばれて、
 その土地でまた芽を出していくじゃろ?

 別に人間にうまいものを食べさえちゃろおもて、実を甘くするわけじゃないんじゃ。
 すべては種を守るため。
 すべては種を伝えるため。」

20120827-melon-4.jpg


こういった父や母の話を聞くために、
私は畑にいく。

農村の哲学。

2012年8月28日 21:36  |  
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