中村中7th album「去年も、今年も、来年も」


1_LIVE_B2_posol

1_sekai_tujo_inlay_omote_h

學さんとのコラボも回を重ねてきた中村中さん。写真ではあるのだけど、やっぱり學さんの絵のなかの女性がリアルに現れたような、ちょっとどきっとするような妖艶さを秘めています。な、なのにこの透明感。今回は、「まゆ」になった中ちゃんだよ、と學さんが教えてくれました。真っ白の糸に包まれて、光のなかで生まれ変わのを待っているような、そんな雰囲気。もちろんこの次のジャケットの構想にも続くストーリーとなっているようです。このアルバムは、「ミュージック・ジャケット大賞2016」の大賞候補50作品に選ばれました。発表は5月中旬!
 
(公式サイトより)
http://ataru-atariya.com/contents/works/music/album/8290.html

今作は、「四季折々の、上手くいかない恋愛歌集(れんあいかしゅう)」です。
2015年は30歳になる節目の年。ほんの10年振り返るだけでも、人生には出会いだけではなく、いつかは別れも訪れるものなのだと知らされる出来 事がいくつもありました。人生には限りがあって、ほんの一瞬なのかも知れない。それならば出来るだけ、人の笑顔を見たいと思うようになりました。上手くい かないことなんて、探せばいくらでもある人生で、それでも生きてゆく為にどんな歌を歌おうか、これが30代の私のテーマです。それで、どうして「上手くい かない恋愛歌集」なのかというと、身近にある恋愛は、失敗や挫折を経験出来る「いい教材」だと思ったからです。
これは恋愛に関する私の持論ですが、恋とは、「理想」で、愛とは、「現実」だと思っています。
理想通りに物事が進まないことなんていくらでもありますが、だからと言って放り出してしまったら、それきりです。現実を受け入れることで、はじめて愛が芽 生えると思います。これは恋愛以外でも言えることだと思います。現実を受け入れ、再び前を向き直し、誰もがそうやって生きています。
失敗をしても、負けじと再挑戦し、がんばり続けることでしか、不幸せを幸せに変えることは出来ないのではないかと思うのです。そして、その傍らで、苦しい時でも、いつも通りに存在する四季のように、聞く人の側にいられるような歌を、そっと集めました。

Art Direction=Gaku Azuma(188)
Photo=Tadayuki Minamoto