近鉄アート館“復活祭”特別展
東學・墨画展
—墨の糸が織りなす、愛しき命たち—
“近鉄アート館・劇場開き”において歌舞伎俳優・片岡愛之助とのコラボで、迫力あるライブ・ペインティングを披露する平成の浮世絵師“東 學”(あずま・がく)。
京都の扇絵師を父に持ち、純然たる日本画の血を受け継ぎながらも、妖艶でアヴァンギャルドな独自の世界観でファンを魅了。
また、演劇ポスター作家としても名を馳せる奇才で、『維新派』『劇団EXILE』など演劇シーンにおいて彼のクレジットを見ない日はない。
今回の特別展では代表作である11メートルの『花戰』をはじめ、大型作品を中心に展示。
まるで糸のように繊細な墨の線が描き出す、妖艶な女性や花、生き物や神仏などをご覧ください。
2014年3月4日(火)~19日(水)
※10:00~20:00(入場は19:30まで)
※19日(水)のみ10:00~17:00(入場は16:30まで)
SPACENINE
料金=600円(税込) ※小学生以下無料 ※先着1000名様に東學オリジナルポストカードプレゼント
主催=近鉄アート館/GATE OF DRAGON
協力=株式会社一八八(作家所属事務所)
お問合せ=近鉄アート館 Tel.06-6622-8802(平日11:00~18:00)
〒545-8545 大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43
あべのハルカス近鉄本店ウイング館8階
東 學
アートディレクター・墨絵師
京都生まれ。日本の演劇・舞台シーンにて数多なるポスターデザインを手がける異端的アートディレクター。雪駄に作務衣姿で大阪ミナミに棲息。幼少時より扇絵師の父・東笙蒼のもと絵筆に親しむ。14才で米国留学。当時の作品『フランス人形』はN.Y.メトロポリタン美術館に永久保存されている。
絵のテーマは一貫して「女」。純日本的な血から生み出される「墨画(bokuga)」にはアートディレクターとしてのアバンギャルドな感性と、日本古来の美意識が凝縮されている。
blank オフィシャルサイト
東學さんとは、近鉄アート館の劇場開き『片岡愛之助 特別公演』で競演させていただいております。昨年は『陰陽師』の宣伝美術でもお世話になりました。展覧会では、學さんの描く妖艶な女性たちに出会えることをたいへん、楽しみにしています。また、あべのハルカスのオープンを機に、上方の芸能、芸術がさらに活性化することを大いに期待しております。
— 歌舞伎俳優
片岡愛之助
學ちゃん! 展覧会開催おめでとうございます。漢字二文字の姓名・
お誕生日が同じであるところの升毅です。
舞台のチラシ、パンフレット等のデザインでお世話になり始めてどれくらいになるでしょうか? 展覧会で拝見した数々の作品はもとより、
今回も刺激的でパワフルで妖艶な作品達と出会えることを楽しみにしています。
— 俳優
升 毅
學さんは僕がイメージする“ザ・アーティスト”です。墨を使った美人画、それとはまた違ったライブペインティング、自由自在なデザイナーとしてのセンス、耳のデカさ。どれを取っても“ザ・アーティスト”。初めて見た絵は、『痛くなるまで目に入れろ』というお芝居用に描いた、山内圭哉さんの横顔なんですが、その、他のチラシを圧倒する衝撃は今も忘れられません。僕が個展をするギャラリーも紹介していただいたり、トークイベントにも出ていただきました。今後もよろしくお願いします。
— ラーメンズ
片桐 仁
【東學の秘密】
東學は大阪に住んでいる。
東學は少食だが食いしん坊だ。
東學は人に喋るより、絵で伝えた方が早い。
東學は身体がでかい。
東學は年々深くなる。
東學は…正真正銘の天才だ。
しかも観客に生で悦びを与えられる絵師だ。
見なきゃ、感じなきゃ損である!
— リリパットアーミーⅡ主宰
わかぎゑふ
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SPACENINE
(最寄り駅=近鉄大阪阿部野橋駅、JR・地下鉄天王寺駅下車すぐ)
あべのハルカス近鉄本店 ウイング館9階