風の時代、ということばを
あちこちできくようになって、なぜか
多くの人が共感しているようにおもえる。
おおきな時代の転換期の、希望、に聞こえるんだとおもう。
ずっとながく続いてきたものの価値観がぐらっと変動して
そっちにいかざるをえなくなったあれこれ そこには、
自分の中で知らず知らずに凝り固まっていたものを
ざっと流してくれるような爽快さもある。
風になる
風となる
風通りをよくする
風のフリュート。藤原新也さんの。
を思い出す。
あれには、風だけはあかん、と書いてあったな。
突然吹きさらすだけ吹きさらして
ざっと去っていく。
みたいな。
だけど。
風。
いま、風になるのはすかっと気持ちがいい。