犬たちが暑くないように
早朝におきて散歩にいく夏は、一日がえらくながい。
もてあますぐらいながい。で、昼ごはんの後に昼寝したりする。
まあそれも理にかなっているのかもしれなく。
昨日、神戸の海に引き寄せられるように足を延ばして
瀬戸内の潮の香りにふれようとしたけど
マスクのせいか、どうも、「あの匂い」の感覚はもどらず。
でも、波のおとのゆきかえす連続は
自分の原点にある音として、とても心が落ち着くのを感じる。
さて、思った以上におおくのひとが
水面下に不安を抱えている時代なんだと思う。
それは、なかなか表面には表れにくい。
久しぶりにZOOMであったものすごいパワフルで超べっぴんの女性が
4か月ぐらいまじで落ちてた去年の冬のはなしを
してくれた。笑い話になればすべてOKとはいうものの
その時の彼女をとりまく靄ははかりしれない。
そのころどうしてたっけ?と思い返すと、たぶん、ずっと
佳苗と卓球したり、くだらないメシウマ話で笑ったり
そういうことを繰り返してなんとか日々を保っていた。
あなただって、わたしだって、いつだって、だれだって
声にならない声をあげている。悲鳴を誰かにキャッチしてほしいと
思っている。でも、その声は夢のなかの声みたいに
音がでなかったりする。
3日前、ある身近な人の仕事態度があまりにも悪かったので、
全身がわなわなしてきて、佳苗と何度か目をあわせて
「我慢? 爆発? 我慢? 爆発?」を
全身を数周しながら考えて、
プチ爆発を起こしてみた。
「そういう態度やから、まったくいっしょに仕事をしたいと
思わない。なんでそんなに、自分がしたったってる、というような言い方をするねん」
と、叫んでみる。半分キッチンに向かって叫んでいる。
佳苗は黙ってそこにいてくれる。
ある身近な人はww まあ、それでも身近な人なので
家族なので、数時間もすればいつもどおりにはなる。
時々ちゃんとこうして、言いたいことを言うことは大切かもしれん。
こころの中でためて、すべての言葉を
ポジティブに置き換えているくせがつきすぎて
そういうのを針で刺して、ぶゆーーーーーーと出しておいた方が
いいなと思ったので。夏の前に。誕生日月の前に。
ぶゆううううううううと。
嫌なものは嫌。しんどいものはしんどい。
やりとーないはやりとーない。
そして
すきはだいすき。
まめがいちばん。みつがいちばん。
いいところをちゃんと抱っこする
努力は続けます。