かちかちに凍った畑を耕すように
膨大な過去を整理している。
膨大な過去を整理していると、そこには
きのうきょうでは語れない、愛情でいっぱいの日々がちゃんと
掘り起こされてきて、ああそうだったよな、そうでなきゃな、こうでなきゃ、それじゃん、
ってヒントがいっぱい、ごろごろ転がり出した。
まだしばらくは転がりはじめたごろごろを眺めているだけではあるのだけど、
泥をおとしたり、撫でてみたりしているうちに、
ちょっと面白い化学変化を起こしそうなモチベエくんが浮かんできて、
ノートいっぱいにおもいつくまま落書きをしてみたら、
イトイさんがほぼ日をはじめた50歳までには間に合うんじゃないかなあというような
構想がちょっと芽を出した。明日、さっそく、あの人とあの人とあの人に
相談を持ちかけてみよう、とか思う。
防波堤で待ちました。
風が変わるのをただ、待ちました。
そして、
愛でしか
動かないものをもういちど、
信じてみましょう。