まめとみつは、
お留守番の天神祭り
である。
天神祭りにはじめて大学生のときにいったとき、
あまりもの人の多さと、
知らない人だらけの町にアウェイ感でいっぱいになると同時に
地元っっ子てええなあ、と
天神橋筋商店街の子どもたちの連をみながら、
思っていた。
そういえば、小さい頃の夢のひとつに、おみこしをかつぐ
男衆の汗を拭いたり、氷水やビールを差し入れる女衆になってみたい
というのがあったっけ。
天神橋筋商店街の呉服屋さんの娘、さわこやら、
上町大地の娘まりこやら、空堀の娘、ちえこやら・・・
いつのまにか私も舟にのせてもらって、アウェイ感をかんじるどころか、
ホームグラウンドばりばりの気持ちで、
打ちましょ!
もひとつせ!
祝うて三度!!!
と、大声をはりあげております。
花火をみたら、
まめとみつは、どんな反応をするかな?
驚いて吠えるかな?
途中でそんなことを思ったりもしたけど、
ホームシックになる暇もないぐらい景気のいい
花火のレンゾク。
贅沢な夜。
夜空には満月。
お、遊びにおりてきたね!