東 學 墨画集『天妖』制作日

墨の女の息吹くまで

ある絵師と、涙もろいプロフェッショナルたちの本造りBLOG

07年5月、パルコ出版より初リリース!!

レセプション、大盛況♪ありがとうございました

12月15日。はじめての東京でのレセプションパーティです。下記のブログのようにお料理が運び込まれて、ワインも赤のみ。妖艶なパーティの幕開けです。ポスターハリスギャラリーにはみんなが「マダム・オゴセ」と呼んでいる、美しいご夫人がいらっしゃいまして、長年、東京にて海外のアーティストさんや日本のアーティストを紹介しているギャラリストさんなのですが、彼女の関係の方々がまずはぞくぞくお祝いにかけつけてくださいました。
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ほとんどが知らない方で・・・ほんで、個性的な方ばっかりなので、どなたがどなたなんだろう・・・とおろおろあたふた、という感じでしたが、次第に演劇関係の友人や、昔のデザイン会社での仲間、東京でがんばっているイラストレーター仲間やデザイナー仲間がかけつけてくれた。それから、1年間、学さんを浦で支えてくれたうちの社員たち。本当にがんばって支えてくれたみんなに、「社員旅行」と銘打ってみんなで、学さんのいる東京~ツアーを企画してお祝いした。大阪時代にずっとライブのポスターデザインをさせてもらっていたブルースシンガーのあずみけいこちゃんもきてくれて、相変わらずのハスキーなかっちい声で「いやあ、うれしいなあ、みかちゃん。だってさあ、みんな昔、それぞれに学ちゃんにものすご世話になったんやで。せやから、やっと恩返しちゅうかさあ・・・私らがお祝できる日がきたんやなあ。」と。赤ワインをのみながら話してくれた。私が学さんとはじめてあった会社で社長秘書をやっていた千秋ちゃんもいまではすっかり横浜でママをしてるんだけど、「東さんのお祝に」ときてくれて、確かにからだは大きくなったけど、持っている雰囲気、空気は昔のままやね。といってた。ああ、そうそう、東京で広告代理店にはいったデザイナー仲間のあだちさんと奥さんのゆきよちゃんもきてくれて、めちゃめちゃあいかわらずおもろい二人やったなあ。マッドバーバリアンズの二人もいっしょにきてくれた。こうやって大阪でいっしょにがんばってきた仲間がまた場所をかえて、話ができるのんてすごいことやねえ。久しぶりにあえてすごくうれしかったです。

夕方、30冊。先行予約分の本があがってきました。製本屋さんも大変だったようで、ギリギリに納品されました。「きた!!!!!」。なぜか外でタバコをすっていた人たちがみんな、数冊ずつ、本を運ぶお手伝いをしてくださって、ギャラリーのなかへ。万里子が心からうれしそうな、ほっとした表情をしていました。

「世界一、美しい本をつくりましょう」

たくさんの人の愛情でここまで完成することができました。これからも、愛される男、アズマガクであり続けられるよう精進・・・してもらわなくては・・・・。笑。ご来場いただいたみなさま、本当にありがとうございました。まだのお客様、1月16日までやってます。ぜひ、いらしてください。

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2007年12月16日 12:14  |  
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コメント (2)

こんばんは。
レセプションパーティは大盛況だったようですね!

30冊の先行販売分、間に合ってよかったです。
6時ぐらいにタクシーに乗せて出発しましたから、間に合ったのかどうか心配していました。ご迷惑をおかけしました。

この内容でも分かるように、ワタクシ製本をしている者です(笑)
残りの470冊頑張って製本していきます!

チョコチョコと、コメントいたしますのでよろしくお願いします(^o^)/

ありがとうございました!!!!!!!!!

あと470冊・・・・よろしくお願いいたしますm(。_。)m

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東 學 近影

【PROFILE】

東 學 gaku azuma

株式会社 一八八 所属
絵師・アートディレクター
1963年、京都生まれ。
父は扇絵師である東笙蒼。幼い頃から絵筆に親しむ。 アメリカのハイスクール時代に描いた『フランス人形』はニューヨークのメトロポリタン美術館に永久保存されている。 20才でグラフィックデザイナー・アートディレクターとしての頭角を現し、主に舞台やテレビ、音楽関係などのグラフィックワークを手がける。 97年、世界的に活躍する劇作家・松本雄吉にアートワークを認められ「維新派」の宣伝美術に就任。 毎日放送ハイビジョン番組『ポートレート』の映像ディレクションにて、(財)日本産業デザイン振興会主催のグッドデザイン賞・特別賞を受賞。 03年、森田恭通氏プロデュースのニューヨーク高級ジャパニーズレストラン“MEGU”にて装飾絵画(墨絵を中心にした浮世絵シリーズ)を製作。 また、06年“MEGU”の2号店(トランプタワー店)でも装飾絵図を手がけた。 04年『ジャパンアヴァンギャルド~アングラ演劇傑作ポスター100』(PARCO出版)の装丁、 05年『林静一 傑作画集 少女編 淋しかったからくちづけしたの』(PARCO出版)の装丁。 同年、画家・鉄秀とのコラボレーションによる大型作品『麒舞羅』が大阪市長賞に輝く。 アート・ディレクターとしての活躍のみならず、絵師としての活動も各界から注目されている。

※上記内容をWikipediaに投稿しました。