東 學 墨画集『天妖』制作日

墨の女の息吹くまで

ある絵師と、涙もろいプロフェッショナルたちの本造りBLOG

07年5月、パルコ出版より初リリース!!

■ 宝島社「このミステリーがすごい」大賞受賞本、装画!

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なにやら「本」づいている188ですが、こんどはガクさんの墨画が、宝島社から6月に発売される新刊本の表紙絵になりました。タイトルは、「705号室 ホテル奇談」。有名な『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞受賞作家さんの第二弾だそうです。きょう、見本があがってきて、装丁のデザインも「あれ、ガクさんがやったん?」ってぐらい雰囲気もよくて、すてきな仕上がりでした。狐をモチーフにした化け物の墨画も妖しく、そして美しく・・・。引き込まれる表紙で、思わず中身に読みふけってしまう今日このごろ・・・いま30ページぐらい読んだのですが、ぐいぐい進みます。6月10日ごろには書店に並ぶそうで、「ソクラテスの弁明 関西弁訳」に続いて、こちらも本屋さんで手にとってみてください。

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2009年06月07日 19:58  |  
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東 學 近影

【PROFILE】

東 學 gaku azuma

株式会社 一八八 所属
絵師・アートディレクター
1963年、京都生まれ。
父は扇絵師である東笙蒼。幼い頃から絵筆に親しむ。 アメリカのハイスクール時代に描いた『フランス人形』はニューヨークのメトロポリタン美術館に永久保存されている。 20才でグラフィックデザイナー・アートディレクターとしての頭角を現し、主に舞台やテレビ、音楽関係などのグラフィックワークを手がける。 97年、世界的に活躍する劇作家・松本雄吉にアートワークを認められ「維新派」の宣伝美術に就任。 毎日放送ハイビジョン番組『ポートレート』の映像ディレクションにて、(財)日本産業デザイン振興会主催のグッドデザイン賞・特別賞を受賞。 03年、森田恭通氏プロデュースのニューヨーク高級ジャパニーズレストラン“MEGU”にて装飾絵画(墨絵を中心にした浮世絵シリーズ)を製作。 また、06年“MEGU”の2号店(トランプタワー店)でも装飾絵図を手がけた。 04年『ジャパンアヴァンギャルド~アングラ演劇傑作ポスター100』(PARCO出版)の装丁、 05年『林静一 傑作画集 少女編 淋しかったからくちづけしたの』(PARCO出版)の装丁。 同年、画家・鉄秀とのコラボレーションによる大型作品『麒舞羅』が大阪市長賞に輝く。 アート・ディレクターとしての活躍のみならず、絵師としての活動も各界から注目されている。

※上記内容をWikipediaに投稿しました。