友人の華道家・片桐氏の個展にいったら、
あらまあなんと。枯葉のプラネタリウムに出逢ってしまいまして。
小さな屋根裏部屋みたいな場所に寝転んで、
手に取れる距離の秋空をながめるような、草むらに寝転んでいるような
そういう空間であって。ごろん、としたら、さわさわ、さくさくと枯葉の感触と音がして、
となりに寝転んだきみえちゃんは、光が降ってくるねといい
わたしは、汚れたきもちがすいあげられていくみたい、といいました。
どちらにしても、おおきな循環のなかに組み込んでいただいたような。
私はとてもつかれていたので、
診療台みたいに思えたから、それをそのまま片桐氏につたえて、
それから、ものをつくる人はものをつくる人どうし、強烈な光と影の循環するなかで、
順番順番に本業のことばや花の力をもって、
助け合えてるかんじもいいね、と話した。彼のスライドショーにみた約1年間の軌跡は、
まめとであった日々と重なり、多くのときを共有してきたことを思う。
おっと普通の日記になってしまった。
まめが一心不乱にみつの顔をなめている真夜中にて。