「まめとみつ」- コピーライター村上美香&「柴犬まめとみつ」のコトバ・グラフティ。

まめとみつ


PROFILE/MIKA MURAKAMI@188《コピーライター》
瀬戸の海を産湯に、波を子守唄に育ち、大阪はミナミの繁華街・坂町に生息する女コピーライター。藤原新也の「人間は犬に喰われるほど自由だ」を敬愛し、「はて。ほんとうに人間は犬に喰われるほど自由か?」と日々思い巡らしながら、2008年2月よりひょんなことから柴犬まめと暮らす。はて。きみにほんとうに伝えたいコトバはなんだろう。そんな、きみとわたしのこれからブログ。

6時27分のメモ

5時30分にアラームをかけて
今日もあさんぽ。
昨日、重井の正君から、寺の総代さんとはなしてみてと
いわれて夕方に電話する。うーん、ちょっと違うんだけどなあ、と思いながらも
直接おはなしさせてもらうのはとても大切なこと。インタビューしよう。

肉屋ミチフクのおっちゃんだ。小さいころい家にきたことがあるという。
「たいへんなことになりましたね」
自分に何ができるかなんてまったくわからないけど
お話を聴くことぐらいはできるかもと思った。
ハムコロの美味しいお店で、スーパーの少なくなった重井町のなかでは
お肉と、ちょっとした食材を買うことができる人気店の店主でもある。

「小さいころに、フクゾウヤに来たことがありませんか?」

「ありますよ。幸郎さんが消防団長のころにね、
重井ではいろんな事件があったんです。まんかけのおっちゃんが亡くなったり、
山火事があったりして。僕は、25歳ぐらいだったかな、
幸郎さんが7つ上じゃけ、30代ちょっとぐらいの団長で、わしゃ
入ったばっかりのぺーぺーじゃったけど、
あの頃は、消防団もようけおりましてのお。あのころはいい飯も家で
炊き出しをしようったけ、お母さんらも総出でたいへんじゃった」

幼少の頃の記憶のなかにある。家にせまってくるぐらいの山火事で、
おとうちゃんが消防団長で、うちの家に大勢の人が集まって、
雑魚寝をしていた記憶がある。
それと、船でとなりの島の畑にいったまま帰らなくなったまんかけのおっちゃんと
おばちゃん。消防団のみんなで探したんじゃね・・・
「おらんなったんよ、かえってこんなったんよ」
「まだ みつからんのよ」
という母の声をきいていたとおもう。

それに状況に対して、無邪気すぎる島のこたちは、
そのこの家のコにたいしてひどい綽名をつけていたような記憶がある、
今考えるとやな記憶だ。そこから、その家の弟さんが跡取になって
その兄弟を立派に育て上げた。お父ちゃんの百姓仲間としても、
長年なかよくしてくださっていたはずだ。
数年前にかいた「瀬戸内、島想い」の冊子には、そのエピソードを物語にして
組み込んでいる。

そのころに、今の寺総代となったミチフクのおっちゃんは
25歳で、サチロウさんは32歳。わたしは、なんだ、6つか7つか・・・?
こうじがうまれていて、ゆうじがまだ?ってかんじぐらい?

お金は集められないけど、想いなら集められるかなあ、とか
ぼんやりおもう。想いのエネルギーはあんがい力を持つ。でも、お金ではない。
いや、お金じゃないからいいのかな。お金はなんか似合わないな、自分に、ともおもったりして。
みたいなことをあさんぽのあいだずっと考えていて、
でも、そうやりすぎると犬を見てなかったりして、へんなものを
拾いぐいしたりするから気を付けよう。自分の現実を見失ってはいけない。

地元でそうやって長年培ってきた人々の営みを
長年、まったく離れた場所から関わりもしなかった存在である私のようなものが
なるほどなあ、こうやって話をきくだけでも、レポートするだけでも、
伝えるだけでもありかもしれないなあ。

・アイデアメモ
〇プロジェクト名は「ぼちぼち&こつこつ」
 わかるかな。墓地でぐっちゃぐちゃになった骨たち。ホラーだね。w
 焦らんとながく、ちょっとずつ、なんかやってみよってイメージだよ。
 でも、あまりくくりをつくらない。メンバー、みたいにしない。
 迷ったときに、戻れるコトバ「あ、ぼちぼちでええんやな」「こつこつやろね」
 と思えるベースの精神だ。

〇お盆かお彼岸にうちわつくって募金か仲間づくり「ぼちこつ募金」(←やるんかいww)
 500円ひとくち、ぐらいの負担のないやつなら、仲間づくりのスタートとしてええのかなと。
 初盆にあつまる人、お墓のことをみにくる人、13日~15日の朝だけとか。
 スイカ柄と、除虫菊柄のうちわデザイン。募金したひとにプレゼント。
 「ぼちぼち こつこつ しげいちょう」 

〇たてかよこちゃんに、ぼちぼち こつこつ のキャラクターを書いてもらおうかな。
 スイカ柄と、除虫菊柄? みかんもかな。ハムコロがあってもいいかな・・・

〇ヘビメタのTシャツみたいにしてもええかなともおもってて。
 クリエイーターズTみたいな。BOCHIBOCHI KOTSUKOTSUが
 スカルTみたいな。あ、串野さんとかデザインしてもらう? 
 ちょっとまえに井原さんがアメホリバルでやってたようなTシャツドネーション。
 うーん、でもTシャツっていります?って佳苗がゆうてたな。
 でもアメホリバルの仕組みはよかった。クリエイターTを予約して、堀江の子どもたちが
 夜安心できるような街灯を付けよう、みたいなことだった。

〇あ、Tシャツ・・・竜彦さんとこB品たくさん転がってないかな。

〇小さなマチオモイサロン@いんのしま  の実践編としてやってもいいのかな、とも。

〇フェイスブックとインスタでのファンづくり。
 「ここから みらいの しげい帖」・・・みたいな感じで、「しげい帖」で出逢った人たち、
 マチオモイを知ってくれている人たちがなにか気にしてくれるようなファンページの運営。
 お墓やスイカの現状をつたえたりする。けど、それだけじゃなくて、
 なんか、重井町でおこっている素敵な出来事も更新されていく。
 重井中の子どもたちとできるといいんだけど・・・あの子 名前なんやっけな
 陶山先生にきいてみよう。

〇M放送の部長さんが三原出身だった。似た思いを持っていた気がする。もっと話してみよう。

〇オヨヨちゃんがお寺に務めているという。お盆にあってみよう。

〇クラウドファンディングやってみたいけど、なんか、労力的にきついな・・・

〇なかまとやっていくことと、自分だけで決めてできることを分けよう。
 というのは、まわりの意見を聴きすぎると、なんもできなくなって萎縮するから。
 私にできるのはたぶん「つたえること」「つなぐこと」だけだ。

〇あるていど自分の想いなんてものが中途半端で続かない、という現実もわかっておこう。
 あ、アイデアメモじゃなくなってきた。ま、わかってるけど。
 そのコアとなる部分が「想い」であること、で、ズレなければいいかな。

〇「お父ちゃんドリル」を夏の間に固めよう。だいぶできてきた。
 タブレットは、トラック型で、びゅんびゅんはしるやつ。20問ぐらいからスタート。
 家族でもっと100問ぐらい用意しておきたいが、まだ足りない。
 佳苗に、けったいな絵を描いてもらいたい。(センニチマエ帖的な)

〇私は、「個」を濃くする方が向いているのかもしれない。「公」の役割はまた別だ。
 でも「個」と「公」をいったりきたりもできる。まあ、そういうのは人に頼ろう。
 そのための心強いメンツは揃っている。
 「しげい帖」をつくる自分と、「マチオモイ」を広げる自分、のいったりきたり。
 そう考えると、小さなマチオモイサロンのメンバーは、みんなすごいよな・・・
 ふわんとやってみたいことを口にすると「ういっす、やっときまーす」って内容を固めて
 もっとすてきなものにして実行する。私はニコニコと、当日、帰るだけでいい。すごい。
 このメンバー好きだなあ。

〇チャリティ展覧会@188ギャラリーをお盆前にやろう。これはすぐできる。
 作品をつくって売る。買ってもらう。それを寄付か、活動資金にまわす。ぼちこつちゃりてぃ
 離れていてもできること。編。

〇make our garden grow
   わたしたちの畑を耕そう。 いきなりカッコイイ〆にしてみた。
 バーンスタインの曲。佐渡さんも大切にしている合唱曲だ。遠くの畑ではなくて、
 自分たちの畑をていねいに耕すことからはじめよう。
 バーンスタイン生誕100年。考えることはたくさんある。そこをめちゃくちゃ掘れるパートナーも
 見つかった気がする。今年は、いいプログラムをつくろう。
 私の畑を耕そう。188も耕し直そう。気になることは全部やろう。自由でいよう。

〇まめとみつと長く長く長くいよう。かなえちゃんもw









2018年7月24日 06:27  |  
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