「まめとみつ」- コピーライター村上美香&「柴犬まめとみつ」のコトバ・グラフティ。

まめとみつ


PROFILE/MIKA MURAKAMI@188《コピーライター》
瀬戸の海を産湯に、波を子守唄に育ち、大阪はミナミの繁華街・坂町に生息する女コピーライター。藤原新也の「人間は犬に喰われるほど自由だ」を敬愛し、「はて。ほんとうに人間は犬に喰われるほど自由か?」と日々思い巡らしながら、2008年2月よりひょんなことから柴犬まめと暮らす。はて。きみにほんとうに伝えたいコトバはなんだろう。そんな、きみとわたしのこれからブログ。

なにかしたいそわそわ

ついた!!
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「なにか必要なものありますか?」
「わたしにできることありませんか?」
「なんでもします、手伝います」
と、ずっと言ってくれる福山の可愛い妹、いや娘かw。ともちゃん。
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大阪や新幹線でのLINE中では、
「孤立してしまった一人暮らしの方とかに
食べ物とか水とか、届けるお手伝いができたら・・・」
と言ってくれるので、じゃあ、
「しょうゆめしでもつくって、届ける?」
みたいな話をしていたのだけど。

実際に島に帰ってみると
うーむ・・・「孤立してしまった一人暮らしの高齢者」
という、都会からみると気の毒に思える存在が、
見えてこないのだ。「どこにそういう人がいる?
隣のおっちゃんも、家の裏手のおばちゃんも、高齢の一人暮らしではあるけど
とくに孤立はしていない。よく顔を見せるし、
何かをあげたりもらったり。しょっちゅう話をしている。
山手にいる山下のおばあちゃんなんか、毎日のように電話かかってきて
「お土産がある、とりにおいで」
と、母に連絡がきて、そのたびにあげたりもらったり。
昨年ご主人がなくなったという母の友人だって、
「え、私、一人暮らしの老人扱いされるの? お弁当配られても、
 びみょー。なんでも作って食べられるんですけど・・・」
と言ってたようで。あ~、ひとくくりにしちゃいけんなと。

「ねえ、お母ちゃん。孤立した高齢の一人暮らしの人って
どこに住んでる?」

「うーん・・・ここらはみんな、誰がどんな暮らししとるか
わかっとるけ、まわりの人が気にかけてるんじゃないかねえ」

まあ。まだまだ知らないだけかもしれないし、
まわりの人たちとのコミュニケーションを自ら遮断してきた
人もいるだろう。

「おかーちゃんらは、50~60代の頃に、愛育会、というのに入っていて、
そのころに、月に1回、ひとり暮らしの高齢者の家を訪ねて、見守りをする活動したり、
歳時があるときには、ちょっと美味しいお弁当を届けたり。
そういう活動をしよったんよ。今も代替わりで続いていると思う。
だから、どこの誰が一人暮らしかは、町内では把握しているとおもうよ。」

なるほどぉ。こういうのって、都会にはないなあ・・・
いや、あるのかもしれないけど、加わってない。でも、母の世代と、
わたしの世代は違うけどね。

まあ、そんなこんなで。なんか、全然知らない人の家をたずねて、
「水どうぞ、おにぎりどーぞ」
というのは、どーなの?って思って、ともちゃんといろいろ相談しながら
「逢いたいひとに逢いにいく、顔を見に行くだけでいいのかも」
という結論に!

それで、じゃ、スイカもっていこー。
畑で生き抜いてくれたコたちを、切ってみよー!!

からの、スイカお届け隊!

2018年7月16日 07:37  |  
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