PROFILE/MIKA MURAKAMI@188《コピーライター》
瀬戸の海を産湯に、波を子守唄に育ち、大阪はミナミの繁華街・坂町に生息する女コピーライター。藤原新也の「人間は犬に喰われるほど自由だ」を敬愛し、「はて。ほんとうに人間は犬に喰われるほど自由か?」と日々思い巡らしながら、2008年2月よりひょんなことから柴犬まめと暮らす。はて。きみにほんとうに伝えたいコトバはなんだろう。そんな、きみとわたしのこれからブログ。
母にゆかたを着せてもらうとき、
そこには女同士のとても大切な時間があるような気がしていて、
ヒモでぎゅっとしめられるかんじも、
裾をパンパンとひっぱられるかんじも、
歩く時のしぐさも、
お手洗いにいきたくなった場合の注意方法とかも、
せっかくなら着付けそのもののやり方を覚えて
しまえばいいのに、
なにかあの特別な時間のくうきかんだけは覚えている。
大人になったら絶対に
ごく普通に着付けができるとおもっていたのに、
いまだにできない・・・。
母は、孫娘ゆりのゆかたをきせた。私の昔のゆかたもあるんじゃない?と
いって出してきてもらったのだけど、
「ゆかたはあるけど、帯がない」
といわれて、私には着せてくれなかった。
まあ、ええか。
ゆり、小学6年生。
私の小学時代とぜんぜん違う・・・