PROFILE/MIKA MURAKAMI@188《コピーライター》
瀬戸の海を産湯に、波を子守唄に育ち、大阪はミナミの繁華街・坂町に生息する女コピーライター。藤原新也の「人間は犬に喰われるほど自由だ」を敬愛し、「はて。ほんとうに人間は犬に喰われるほど自由か?」と日々思い巡らしながら、2008年2月よりひょんなことから柴犬まめと暮らす。はて。きみにほんとうに伝えたいコトバはなんだろう。そんな、きみとわたしのこれからブログ。
私のはじめての大阪は「北千里」だ。
北千里の駅に大学の寮があって、
ピーコックがあって、そこではじめてソフィーナのファンデーションを
買ったし、ケンタッキーを食べた。
寮の反対側の歩道橋を降りたところが
スクールバスの乗り場で、そこに、サークルの勧誘の男の子たちが
たくさんビラを配っていて、
そのなかでみつけたのが、「レモンスカッシュテニスサークル」だった。
しっかりテニスができて
しっかり楽しめる。 的なことが書いてあって、
数あるビラのなかから、黄色い三つ折のレスカのチラシを握って、
サークルの見学に行って、そこで、どっぷりつかった。
数えてみれば・・・いや、数えたくないほどの年月がすぎて
同じ道をたどってみた。
「LTC」というビラをみつけたので、
「ねえ、それはレモンスカッシュ?」とたずねてみたら
「あ、レスカはあっちの人たちです」と案内されて、いってみると
現役、第28期のレスカの後輩たちがそこにいた。
「4期のミカチャン先輩です」
「えええええええええええええええええ!!!」
すでにアンモナイト級の驚きのなか、
あのころと変わらないかわいい後輩たちとしばらく話をした。