PROFILE/MIKA MURAKAMI@188《コピーライター》
瀬戸の海を産湯に、波を子守唄に育ち、大阪はミナミの繁華街・坂町に生息する女コピーライター。藤原新也の「人間は犬に喰われるほど自由だ」を敬愛し、「はて。ほんとうに人間は犬に喰われるほど自由か?」と日々思い巡らしながら、2008年2月よりひょんなことから柴犬まめと暮らす。はて。きみにほんとうに伝えたいコトバはなんだろう。そんな、きみとわたしのこれからブログ。
中山マサカ、という陶芸家が能登にいる。
今年で30才。
じぶんの作風なんてわからずにうだうだと文句をいって泣いていた
女の子にわたしは10年ぐらい前にえらい
怒ったらしい。
「あんたみたいな子、私やったら、絶対、やとわへん」
それから数年後、このオンナは、ものすごい作家に化けた。
この作品群は、その一部。
奔放で美しい。
自由すぎるストイックさ。
神様はまだこの女性に、ケモノや花や虫の声を、届けるのを許している。