PROFILE/MIKA MURAKAMI@188《コピーライター》
瀬戸の海を産湯に、波を子守唄に育ち、大阪はミナミの繁華街・坂町に生息する女コピーライター。藤原新也の「人間は犬に喰われるほど自由だ」を敬愛し、「はて。ほんとうに人間は犬に喰われるほど自由か?」と日々思い巡らしながら、2008年2月よりひょんなことから柴犬まめと暮らす。はて。きみにほんとうに伝えたいコトバはなんだろう。そんな、きみとわたしのこれからブログ。
大阪にめずらしく大雪が降った5年前のあの日、
わたしはまめを迎えに行くことに決めたんだ。
パパもねえ、
じいじもねえ、「迎えにいこうよ」といったのに
「寒いから明日でええやん」といいました。
私はひとりで傘を差して、名前だけは決めていた「まめちゃん」を
みにいったんです。
そしたら、薬局のところで5年前のかなえちゃんに会って、
「いっしょにみにいこ」と
いったんです。どきどきしました。明日になってこのこがいなくなってたら
どうしよう・・・って。
明日、2月9日(にくのひ)、万里子がニューヨークに旅立って、
そして私のとこに柴犬の赤ちゃんがやってきた。
それぞれのはじまりの日だった。
あれから5年。
万里子も、私も、まめも、かなえちゃんも、りかちゃんも、がくちんも、
ちえちゃんも、まゆみちゃんも、みつも、たかよねえちゃんも、パパも、
それぞれにいろんなことがあったけど
いっしょにいるね。
ありがとう。