PROFILE/MIKA MURAKAMI@188《コピーライター》
瀬戸の海を産湯に、波を子守唄に育ち、大阪はミナミの繁華街・坂町に生息する女コピーライター。藤原新也の「人間は犬に喰われるほど自由だ」を敬愛し、「はて。ほんとうに人間は犬に喰われるほど自由か?」と日々思い巡らしながら、2008年2月よりひょんなことから柴犬まめと暮らす。はて。きみにほんとうに伝えたいコトバはなんだろう。そんな、きみとわたしのこれからブログ。
アキラさんの
遺作展にいってきました。
京都に住んでいるカメラマンの仲間たちが、
現場を守っていました。
奥にお線香とライターがあったので、手をあわす。
坊主頭でめがねでヒゲじゃない時代の
やさしい顔のアキラさんを、私もガクさんもよくしらない。
きっと直美ちゃんがしってるあきらさんは
そっちのあきらさんなのだろう。
写真のなかに、生まれたばかりの赤ちゃんがいた。
この子ね。はじめまして。
そんな展覧会の隣で、
京都の芸大生が寒空のしたこたつにはいって
呼び込みをしている。
ほっておけなくて話をしてみたら、なんと三原(広島)からきた
19才だという。やっぱり、ほっておけない。
かえりに、「やきそばくおう」とガクさんに
つれていってもらった店で、
店の兄ちゃんが「オレ、広島ってか因島のトモダチようさんいてるんです。
マキハタとか、イタサカとか、あ、寺の息子です。知ってますか?
オレ、100人ぐらいで橋の下でキャンプしたっすよ。最高です、因島ー」
ゆうてた。
バウルを探して。