「まめとみつ」－コピーライター村上美香＆「柴犬まめとみつ」のコトバ・グラフティ。

まめとみつ

PROFILE／MIKA　MURAKAMI＠１８８《コピーライター》
瀬戸の海を産湯に、波を子守唄に育ち、大阪はミナミの繁華街・坂町に生息する女コピーライター。藤原新也の「人間は犬に喰われるほど自由だ」を敬愛し、「はて。ほんとうに人間は犬に喰われるほど自由か？」と日々思い巡らしながら、２００８年２月よりひょんなことから柴犬まめと暮らす。はて。きみにほんとうに伝えたいコトバはなんだろう。そんな、きみとわたしのこれからブログ。

きむらさん

ここできく木村充揮はたまらなく良い。青空ライブ、っていう名のとおり、無料でわさわさと公園の一角で酒を飲みながら、ついでにタバコもすいながら歌う。「これがオイラのふるさと天王寺」と天使のだみ声で歌われると、天王寺でなくても、うおおおおおおと思う。そしてまわりをみると昔ライブハウスに通ってたよな、この人ってな顔ぶれやミナミのバーの店主たちがごろごろいてる。このかんじが高津さんのお祭りだ。「生玉さんと高津さんって近くやのに、ちょっとちがうよね。なんで高津さんはこんなにひらかれてるんやろ。生玉さんは犬もはいられへんしな」てなことをいいながら、神社の性格って、そーゆーところに出て来るんやろなあ、って思う。桜の季節もそーだし。

いつも日本橋の公園でまめと遊んでくれる女のひとが、
ぐうぜん隣にいてて、「あれ？公園でおあいしますよね」って話していたら、
あれあれ・・・「もしかして昔から木村さんのライブいってません？」
「いきますよ、有山さんとかも。うちの店でもやるし」
「やっぱり！どこかでお見かけしたと思って・・・私、有山さんのCDジャケットとか
お手伝いしたことあって・・・デザイナーの東といっしょに」
「あれ～～もしかして、美香ちゃん？」
「そう、美香ちゃんです」
「あたし、としぼう！ぶんちゃのとしぼう」
「えええ！！　昔めっちゃ逢ってますよね、そーか、そーなんだ。どうりですっきりした～～」
ってな話をしたり。

ハワイ庵のちゅーさんが「おった、おった、まめちゃ～ん」って
年に1回しかあわれへんから～って、犬たちをめでてくれたり、
バーこはぜのともさんが「おめでとございますー」ってきたり、あれ、お子さん？って
すっかり家族になってたり、維新派のいなーきや、たると家族までいたり。
なんでやろな、この空気感がめっちゃ肌に合う。
キタにはないかんじ。わたしも、「こ～っれがオイラのふるさと　てんの～じ」って
実感できるぐらいこのへんにおるってこと。