PROFILE/MIKA MURAKAMI@188《コピーライター》
瀬戸の海を産湯に、波を子守唄に育ち、大阪はミナミの繁華街・坂町に生息する女コピーライター。藤原新也の「人間は犬に喰われるほど自由だ」を敬愛し、「はて。ほんとうに人間は犬に喰われるほど自由か?」と日々思い巡らしながら、2008年2月よりひょんなことから柴犬まめと暮らす。はて。きみにほんとうに伝えたいコトバはなんだろう。そんな、きみとわたしのこれからブログ。
会社は器である、と
10周年のときにまんちゃんが本に書いてくれていて、
その文章がとても好きだったので
そのうちそれを実行したいなと思っていて、
それで人生のうちのとても長くを過ごす場所としてのオフィスを
大改装して、気持ちのいい場所にしました。
因島の家からは海がみえるし、
尾道からも船が見えたし、
室生からは山が気持ちよく見えるし、でも、
自分のいる環境をざんねんにおもうことはないわけで、
家のまわりを掃除して、ゴミをどっさり捨てて
風通しのいい空間を自分でつくることにした。
大阪ミナミの繁華街の路地の先、
隣はビルなのに、不思議と風が通ります。
沖縄の家みたいに家の端から端に向けて、風が通って、
クーラーなしでも気持ちがいい。
ミナミの地べたにでーんと座っているのがなんか面白いよね。
外が見える、入口の黒い扉。
人が通るたびにマメが吠えて、そういうのも、
面白い。気持ちのいい場所。あたらしい、みんなの場所に
なりますように。