PROFILE/MIKA MURAKAMI@188《コピーライター》
瀬戸の海を産湯に、波を子守唄に育ち、大阪はミナミの繁華街・坂町に生息する女コピーライター。藤原新也の「人間は犬に喰われるほど自由だ」を敬愛し、「はて。ほんとうに人間は犬に喰われるほど自由か?」と日々思い巡らしながら、2008年2月よりひょんなことから柴犬まめと暮らす。はて。きみにほんとうに伝えたいコトバはなんだろう。そんな、きみとわたしのこれからブログ。
朝方まだ真っ暗な時間に、とつぜん、まめとみつの
大喧嘩が始まった。びっくりして飛び起きたが、
止めてもしょうがないのでしばらくほっておいた。ああ、今思うと
電気をつけてあげた方が怪我がすくなかったのかもと
後悔はするけど、後の祭りだ。ごめんね。
どうせいつものケンカだろうと思っていたのだけど、
明るくなってみたら・・・
えらいことになっていた。落ち込む。
でも、まあ、ちょっと昔よりも私もお母さんの貫録が出てきたのか、
そこまで悩まなくはなっている。
パパといっしょに病院にいったら、先生がとってもやさしくて、
これぐらいなら大丈夫、抗生物質を飲む必要も
ありません。と、私のココロの不安をぬぐってくれるように
心配ないです、と言ってくれた。
この子たちは生きている。生きている限り、いろんなものが
欠けたり、老いたり、これからもするだろう。
予想外のことが起こるだろう。そのたびに、心配が減ることはないけど
時間が経つってこういうことで、
まだまだ、まめとみつの一生のなかで、いっしょにすごした時間は少ない。
これからのたくさんの時間を、
私たちは心配しながら、楽しみながら、笑いながら、
アホみたいに愛していくんだろうなと
思う。