PROFILE/MIKA MURAKAMI@188《コピーライター》
瀬戸の海を産湯に、波を子守唄に育ち、大阪はミナミの繁華街・坂町に生息する女コピーライター。藤原新也の「人間は犬に喰われるほど自由だ」を敬愛し、「はて。ほんとうに人間は犬に喰われるほど自由か?」と日々思い巡らしながら、2008年2月よりひょんなことから柴犬まめと暮らす。はて。きみにほんとうに伝えたいコトバはなんだろう。そんな、きみとわたしのこれからブログ。
「25年間、一度もけんかをしたことがなかったんだ」
と、その人は話してくれました。
「ただ、5回だけかな、僕のせいで気まずい雰囲気になったことがあって、
うん、その5回もぜんぶ覚えている。でも2時間ぐらいしたら、すぐに元にもどってね。いつも自分のことじゃなくて、人のことばっかり考えている人で
まだ まったく実感がわかないんだ そこにいるようで」
大阪城ホールを出たら、
まんまるのお月様。
心配ばっかりしてきたあの美しい人は、
今夜も目をしっかりあけて、心配ばっかりかけてきた男たちを
見守っています。
明日は、そんな彼らの奏でる最大級のレクイエム。