PROFILE/MIKA MURAKAMI@188《コピーライター》
瀬戸の海を産湯に、波を子守唄に育ち、大阪はミナミの繁華街・坂町に生息する女コピーライター。藤原新也の「人間は犬に喰われるほど自由だ」を敬愛し、「はて。ほんとうに人間は犬に喰われるほど自由か?」と日々思い巡らしながら、2008年2月よりひょんなことから柴犬まめと暮らす。はて。きみにほんとうに伝えたいコトバはなんだろう。そんな、きみとわたしのこれからブログ。
神戸コレクションをはさんで5日間、
終わってみるとほんとうにあっという間の
インターン。
ひなちゃんは、まだまだ自分に自信がないんだけど、
なんでも一生懸命やる生真面目なコ。
188では初めてがいっぱいだったね。
ゆうちゃんは、とってもしっかりもの。
物腰がやわらかいのに、度胸がある。アイデアも、
面白い。カレーをいっしょに作りたかったな。
後輩がきたら、
お兄ちゃんになるロム兄。
「指輪つけてるで、彼女おるんかなあ」とか
いわれてたり。
ぐっとお姉ちゃんになれてたKちゃん。
不思議なものだなあ、こころのもちようで、
こんなにも変わる。
責任感でいっぱいでいっぱいいっぱいになっていた
窓くん。いいコたちとの出逢いをありがとうね。
いい研修になったのではないかな。
大きな会社のクリエイター、フリーのクリエイター、いま、いろんな
クリエイターのカタチがあるけど、
時間も、お金もかけて、学校を出たての夢でいっぱいのコたちを責任もって
育てようとする大人は少ない。本当に少ないと思う。
ゼロから、社会人にする過程がいちばん難しい。多くが使い物にならない。
できればどっかで経験積んできてほしいと思うことがある。
それでも、たくさんのコをゼロから1にしてきた自信はある。よそから、転職希望で
きたコには、そのゼロから1にしてもらったいちばんはじめの会社には
感謝しなさいよと必ずいう。学校とは違う。お金をもらって育てるのではなく、
お金をかけて、育てるのだ。私自身、数々の雇ってもらった会社に後ろ足で砂をかけるように
やめてきた経歴がある。あのろはわからんかった。
でも、それだけ向き合って育ててきたからこそ、離れてくのは寂しい。だけど、
送り出すのも宿命。また、新しいコたちと何かが始まる感じは楽しい。
そういう自覚をもっている大人が極端にすくない。