PROFILE/MIKA MURAKAMI@188《コピーライター》
瀬戸の海を産湯に、波を子守唄に育ち、大阪はミナミの繁華街・坂町に生息する女コピーライター。藤原新也の「人間は犬に喰われるほど自由だ」を敬愛し、「はて。ほんとうに人間は犬に喰われるほど自由か?」と日々思い巡らしながら、2008年2月よりひょんなことから柴犬まめと暮らす。はて。きみにほんとうに伝えたいコトバはなんだろう。そんな、きみとわたしのこれからブログ。
書道の先生、上田さんが奥様とみにきて
くださいました。
半年間、この個展に向けて、文字の幅を広げるために習ってきた
筆の使い方、墨の使い方、字の崩し方・・・
我流もいいけど、我流であるまえに、知りたいものがたくさんあって、
夢中になって書道を学んで。
そして、私のコトバのなかでもいちばん古い名作!?のひとつを
自分で行書にして、超正統派で書いてみることに
挑戦しました。1点だけ。1点だけ。でも、この1点は、ただの1点ではなくて、
本当に何十枚も書いて、違う違う違う、と書き直した1点。
まだまだやけど、これが今の最高峰。1点だけ、自分で作品化してやることに
したのです。この作品を先生がみつけてくださり・・・・超緊張・・・・
先生は、とっても温かく作品を観てくださって、
面白がってくださって、そんないろんなころを全部ひっくるめて、
今のわたしを覚えておいたろやないか、って感じで
なんと、この1作を買ってくださったのです。
ひとつのゴールだったなあ。この瞬間。2年後、4年後、10年後、
先生のもってるこの作品をみて、「恥ずかしい!!若い、青い、へたっぴ!!」
って思うひがくるまで、まだまだやります。
上田先生ありがとう。これからもよろしく。