「まめとみつ」- コピーライター村上美香&「柴犬まめとみつ」のコトバ・グラフティ。

まめとみつ


PROFILE/MIKA MURAKAMI@188《コピーライター》
瀬戸の海を産湯に、波を子守唄に育ち、大阪はミナミの繁華街・坂町に生息する女コピーライター。藤原新也の「人間は犬に喰われるほど自由だ」を敬愛し、「はて。ほんとうに人間は犬に喰われるほど自由か?」と日々思い巡らしながら、2008年2月よりひょんなことから柴犬まめと暮らす。はて。きみにほんとうに伝えたいコトバはなんだろう。そんな、きみとわたしのこれからブログ。

ぼくらは空でつながっている

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昨日から偶然にも、まめの本を大事に思ってくださる
企業のトップの方ふたりの想いを聞くことができた。
あれから7年も経っているのに、改めて、昨日と今日どちらも。
ひとりは、柴犬ともだちのMさん。
そして、もうひとりは、昔からのクライアントであるKさん。写真の方。
大きなプロジェクトに向き合うなかで、まめの本に
書いてあるコトバをなんども思い出してくださるそうです。それから、
犬ともが大事なこを天におくったとき、まめの本のなかにあるコトバをカードにかいて
その方に送っているというのです。7年前に放った言葉はもう
私のところをとっくに卒業して、いろんなところで、立派に働いていることを
実感するのです。人のこころに寄り添ったり、支えたり、勇気のもとになったりして、
言葉たちが心を動かしているのですきょうも。
あの本は、なにひとつ、私がつくったという実感よりも、みんなから見聞きした
ことば。いや、私がつくることばはほとんどがそう。
だから、そう、詠み人知らず、な、コトバが残っていくならこれいじょうの幸せはない。
188CDGにきてもらって、いろんな話が出来て、
2時間で、クライアントがすっきりした顔して帰っていくのをみると
ああ、これが私の本当の仕事なのかな、と思う。もう、あてずっぽうみたいな企画書をかくより、
競合プレゼンでドキドキしたり、カタチ整えるよりもずっと、
何倍も何倍も、この2時間、その人のことを100%考えて、ひとつの答えを導き出す
仕事ができるといい、これは成功体験でしかわからない感覚かも。
どちらにしろ簡単ではないが、訓練によってそれは身に着く。
わたなべくがゆうてたなあ、努力と才能、ではなくて、「訓練と誠意」なんだって。

そして、4日目。まめの腫れがまだひかず。
心配ながらも、少しずつ、大きなココロでいましょうね、と思えるように
なってきているということにしておく。いや、そんなわけはない。はやくはやく
いちにちもはやく、すっきり、まめでいてくれ。

2015年12月 4日 00:46  |  
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