PROFILE/MIKA MURAKAMI@188《コピーライター》
瀬戸の海を産湯に、波を子守唄に育ち、大阪はミナミの繁華街・坂町に生息する女コピーライター。藤原新也の「人間は犬に喰われるほど自由だ」を敬愛し、「はて。ほんとうに人間は犬に喰われるほど自由か?」と日々思い巡らしながら、2008年2月よりひょんなことから柴犬まめと暮らす。はて。きみにほんとうに伝えたいコトバはなんだろう。そんな、きみとわたしのこれからブログ。
短大時代、いちばんつるんだ親友のひとり
砂田から、イカナゴが届いた。
梅花の食堂でおべんとうの時間にはじめて、
「神戸では春になるとイカナゴを炊くのよ」と教えてもらって、
砂田家のイカナゴをわけてもらった。そっからの大ファン。
はじめて、自分の生まれた街以外のところには、
違う文化、風習、食べ物がある、って知った瞬間だったかもしれん。あれから20年以上。毎年、
その時々に出逢った兵庫の友達や知り合いが、
イカナゴだよりを届けてくれた。
今年はどんなかなあ、来ないなあとおもってたところ。
20年以上ぶりの砂田家のイカナゴ。手紙が添えられていた。
懐かしい時間がもどってきたみたい。
めちゃくちゃうまい。逢いたくなる。