PROFILE/MIKA MURAKAMI@188《コピーライター》
瀬戸の海を産湯に、波を子守唄に育ち、大阪はミナミの繁華街・坂町に生息する女コピーライター。藤原新也の「人間は犬に喰われるほど自由だ」を敬愛し、「はて。ほんとうに人間は犬に喰われるほど自由か?」と日々思い巡らしながら、2008年2月よりひょんなことから柴犬まめと暮らす。はて。きみにほんとうに伝えたいコトバはなんだろう。そんな、きみとわたしのこれからブログ。
朝。
維新派の松本雄吉さんが夢に出てきた。
維新派のメンバーが「松本さんが誰かの夢に出てきたら、
ぜったいにこれとこれとこれを聞こう」と決めていたことを思い出した。
夢はどこかのお通夜のような状況で、
それは松本さんのお通夜であることは間違いないのだけど、
「今から順番に、松本さんと直接話せる時間をつくります。
トイレの個室で松本さんが待っているから、順番に行ってください」
と言われて、なぜか一番に私が行くことになった。
松本「おお、美香ちゃんか、よう来てくれたなあ。
美香ちゃんといえば、~~~な、~~~が~~やったのおお」
美香「松本さん、私のこと覚えてくれててありがとう。でも、
その1こぐらいしか覚えてへんでしょ?」
松本「お、バレたか? そやなあ~ あんまり美香ちゃんのことは
覚えてへん」
美香「ぜんぜんええんです。ただ、松本さん、あのね、
東に出逢ってくれて、本当にありがとうございます」
夢のなかでそういった。
自分でも思い出してびっくりした。
天国の松本さんに伝えたかったことは、そこだったんだ。
オカルトチックなことをまったく信じない私ですが、
松本さんにやっと御礼が言えた、って本当に思えた。
なんのタイミングだろう。