PROFILE/MIKA MURAKAMI@188《コピーライター》
瀬戸の海を産湯に、波を子守唄に育ち、大阪はミナミの繁華街・坂町に生息する女コピーライター。藤原新也の「人間は犬に喰われるほど自由だ」を敬愛し、「はて。ほんとうに人間は犬に喰われるほど自由か?」と日々思い巡らしながら、2008年2月よりひょんなことから柴犬まめと暮らす。はて。きみにほんとうに伝えたいコトバはなんだろう。そんな、きみとわたしのこれからブログ。
福造おっちゃんが熱心に世話役をしている
広島県人会に繰り出してみました。
300人ぐらいかなあ、すごい人です。平均年齢も高い!
因島の人だけでなく、広島、呉、世良、福山・・・
広島全域から関西に出てきた人たち。
島に帰るのは年に1回か2回か、もしくは
もう帰る家はなく、墓参りに数年に1回という人も多い。
こうやって年に一度、ふるさとを感じる場所に出かけるという
人も。こういった人たちのなかにこそ、マチオモイはある。
いや、マチオモイのかたまりだ。想うだけ。かえれない。想うだけ、なにも
もうできない。想うだけ。ただ、忘れない。それでいいんだよ、
想うだけ。それ、ふるさとにとってのすごいエールなんだよ、って伝えたい。
で、その想ってくれる人たちもちょっと気が晴れる。
そっちもがんばれ、
こっちもがんばる、って思える。
ふんばりがきく。
マチオモイは思想だ。これまで言葉にしようとおもってもなかった類の
もやもや~っとした心残りや感謝や愛やあきらめや懐かしさ、愛しさ。
後半、三原のやっさ祭りの人たちが、
会場で踊りまくってて・・・それにつられて、大勢が立ち上がって踊り始めて・・・
ちょっと感動した。こういったことを、大人は子供に
伝えてくれていたんだよなあ。
福造おっちゃんありがとう。