PROFILE/MIKA MURAKAMI@188《コピーライター》
瀬戸の海を産湯に、波を子守唄に育ち、大阪はミナミの繁華街・坂町に生息する女コピーライター。藤原新也の「人間は犬に喰われるほど自由だ」を敬愛し、「はて。ほんとうに人間は犬に喰われるほど自由か?」と日々思い巡らしながら、2008年2月よりひょんなことから柴犬まめと暮らす。はて。きみにほんとうに伝えたいコトバはなんだろう。そんな、きみとわたしのこれからブログ。
DECOPON&DEPARTMENT2018by福造屋農園
(覚書)
去年から、勝手にこのD&Dのパクリのような名前が気に入って
フェイスブックでデコポンの発注をいただくようになって
これまで「こっそり」「できるぶんだけ」としてたところに
たくさんの注文をいただくようになった。
「予約受付」をフェイスブックに掲載したら、即座に大勢の人から
メッセージが届く。
「待ってました」「今年もよろしく」「はじめてですがいいですか?」・・・
私のコトバの作品などよりも断然人気が高い!!(←マジで)
作る側の気持ちと、買ってくれる側の気持ち、それをバランスのよい値段で
やりとりをして「どちらも嬉しい」。そんな商売の当りまえでしあわせな部分を
この広告業界ではなかなか実感する場所がすくない。
デコポンの10キロ箱には、「デコポン通信」なるものをつけて
たてかよこちゃんに今年は「消しゴムハンコ」で
キャラクターをつくってもらって。届いた人が受け取るときに
「わっつ」ってなるかんじをいろいろ想像しながら
荷物をつくる。ほかのいろんな仕事ではなかなかない感覚で、
「つくった人の顔が見える」の反対側にある
「届けたい人の顔が見える」がハッキリある状態だ。
だからこそ、ワクワクするし、
だからこそ、緊張感もかなりある。責任があるのだ。
目の前で、3000円というお金をいただいて、商品を買ってもらう。
そこには大きな責任があるのだ。
とても幸せな責任なんだけどね。