PROFILE/MIKA MURAKAMI@188《コピーライター》
瀬戸の海を産湯に、波を子守唄に育ち、大阪はミナミの繁華街・坂町に生息する女コピーライター。藤原新也の「人間は犬に喰われるほど自由だ」を敬愛し、「はて。ほんとうに人間は犬に喰われるほど自由か?」と日々思い巡らしながら、2008年2月よりひょんなことから柴犬まめと暮らす。はて。きみにほんとうに伝えたいコトバはなんだろう。そんな、きみとわたしのこれからブログ。
マチオモイ帖展覧会での
今回のトークイベントの大トリとして
「マチオモイ帖つくろ!~わたしだけの物語の編集方法~」
と題して、90分のレクチャーを行いました。
いつものマチオモイトークと違って、
今回は、「作家目線」でやりたくて。
朝、「あ、藤原新也の写真集の話からはじめよう」と
思って、家の本棚から「メメントモリ」と「少年の港」
の2冊を探し出した。自分が大事にしてきた本。
つくりたいと憧れてきた本。という視点。
で、わかったことがあります。
この2冊が、20年後ぐらいに、そのまま「つくっている本」に
変わっていたのです。
「メメントモリ」は、「ぼくらは簡単なコトバで出来ている」に。
「少年の港」は、「しげい帖」に。
あ~~~~そういうことだったのかあ。
きょう発見した。そうなってたのかあ。そうやってきていたのかあ。
必然だったんだな。ずっと長い間、これをやりたかったんだな、ってことが
きょうわかった。それは今朝の大きな収穫。
おもしろおおおおお。
一番前の席でずっとにこやかにきいてくださっていたお二人。
講演のあとで話したら、
なんと愛知県から日帰りで来てくださった!!
内海さんが絶対ここにいくといい!!と紹介してくれたのだとか。
「想うだけ」でもいいんだよ、って
そういう方法もあるんだよ、ってことを別の場所で伝えてくれている人がいて、で、
それで逢いにきてくれるなんて!!!
嬉しいなあ。
先日の「ひろしま湾~」のシンポジウムで出逢った
めちゃかわいい料理人の瀬川さんもきてくれた。
元教師で、春から芸大に通うという女性とか
千里山でパン屋さんをやっている女性とか
カメラマンで自分で写真集作ってるという男性とか、
20名ぐらいの人が熱心に聞いてくれました。
もちろん、かなえどんとまりどんも
ニコニコ聞いてくれました。