「まめとみつ」－ コピーライター村上美香＆「柴犬まめとみつ」のコトバ・グラフティ。
まめとみつ
PROFILE／MIKA MURAKAMI＠１８８《コピーライター》
瀬戸の海を産湯に、波を子守唄に育ち、大阪はミナミの繁華街・坂町に生息する女コピーライター。藤原新也の「人間は犬に喰われるほど自由だ」を敬愛し、「はて。ほんとうに人間は犬に喰われるほど自由か？」と日々思い巡らしながら、２００８年２月よりひょんなことから柴犬まめと暮らす。はて。きみにほんとうに伝えたいコトバはなんだろう。そんな、きみとわたしのこれからブログ。
見えてくる
大雨のなか午後からスイカの剪定。
このスイカの葉っぱのなかから、主要な枝はを
５～６本のこしていきます。
どれをどう残して、どこを落とすか・・・
畑に入る時はいつもそうです。
しばらくどの葉っぱもおんなじにしかみえません。
だけど、そのうち、「わたしはここ。ここにいる。こんな役割がある」
と植物たちがささやきはじめる。はじめは、誰あんた？って
いってたくせにね。誰かがそうささやくと、「わたしはね、ここにいる」
「ぼくはここだよ」・・・黄色い花、ふさふさした芽、ひょろりとした
今にも落とされそうな弱弱しい枝。「絶対オレ残るし」というような、
力強いコ。見えてくると、作業がはやくなる。
やっと畑がわたしを受け入れてくれる。
じょうずにできとるど。
誉めじょうずな父の言葉に、調子にのる。
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