「まめとみつ」- コピーライター村上美香&「柴犬まめとみつ」のコトバ・グラフティ。

まめとみつ


PROFILE/MIKA MURAKAMI@188《コピーライター》
瀬戸の海を産湯に、波を子守唄に育ち、大阪はミナミの繁華街・坂町に生息する女コピーライター。藤原新也の「人間は犬に喰われるほど自由だ」を敬愛し、「はて。ほんとうに人間は犬に喰われるほど自由か?」と日々思い巡らしながら、2008年2月よりひょんなことから柴犬まめと暮らす。はて。きみにほんとうに伝えたいコトバはなんだろう。そんな、きみとわたしのこれからブログ。

銀行さんのこと。

「銀行さん、デザインはいりませんか?」

というセミナーにいってきました@メビック扇町

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ちょうど、とある金融関連の仕事をしていたので
瞬間的に金融業界についてにわか知識を仕入れていたことと
これからも仕入れていきたいと思っていたからナイスタイミングで。
スピーカーは、服部さん、江副さん、三木さん
そしてりそな銀行の方。2時間半ほどのセミナーです。
どんなところを学びたいかというと、多方向あります。
内容以前に、関西でもトップレベルで人を集める力のあるクリエイターが
どのような立ち居振る舞いで2時間半というトークの場を回すのか。
どんなファシリテーションがあり、どんな対話があり、どんな新しいアイデアを
もってかえらせてくれるのだろうか。
笑いの取り入れ方、話の脱線の仕方、本線への戻し方、
相手の会話に対する気遣い、お客さんとのキャッチボール、などなど
そういったトークショーそのものの在り方についてが1つ。

そしてもちろん、もう1つは内容だ。
結論からいうと、「あ、これ、万里子にはなしてあげよっ」って思える
発見がきょうのわたしにはなかった。(まりさんすまんww)
相手が悪いわけではなく、私の理解度の問題でもある。
自分が勝手にのぞんでいた答えがなかったからかもしれないけど、
あれれ 私これぐらいのかんじのことは、知ってるかもな、と思いながら
そっからの展開をずっと期待していて、その展開のゴールのひとつに
「愛」とか「情緒」ということばをつかっていらしたので、
うーむ。それは、それいったらお終いでしょう、てか、もっと違うことを
たぶん私も読みとらないといけないリテラシー不足ってか、そういうのが
あるとは思うのだけど、だから、幸さんがかく、レポートがとても楽しみで。
お金の価値、お金じゃないものの交換価値。しあわせの経済、
つながり、感謝、やさしさ、そんなものもお金とおなじぐらいの価値があることやらを
なんとなく読んだり聞いたりしてきたので、
そこならそこの展開がもうちょい聴きたかったかな。
否定してるとかではなくて、疑問でいっぱいになった自分が嬉しかったのです。
ちょっと勉強してなかったら、ただ鵜呑み
あー、ビットコインとかでてきて、ネットバンクとかあたりまえの社会で
銀行ってものがどんどん存在価値を無くしていくのね~
じゃ、銀行の新しい役割ってなになに? なにに融資をするの? 愛? 夢? 信用? 情報?
じゃ、今どきの信用ってなに? 情報ってなに? ブロックチェーン化していくと
なにがおこるの?  でもさ、それってメガバンクの話じゃん。
地元の信用組合とか金庫は地元かけずりまわって、いっしょに汗をかいていくの
あたりまえにしてきたとおもうんだけど、そこ違うの?? え、どういうこと?なになに?
そのあたりが一番わからんかって、もっと聞きたかったことでした。
考えてみれば、5年以上もゆうちょ銀行さんのカレンダーつくらせてもらって
知らず知らずにCMがこんなふうに変わっていってるなあとか
マチオモイというコンセプトがなぜ、大事だったかとかを実感させてもらってたんやなあ
担当の方が見守りサービスとかやろうとしているって話もきいてたし、
それをCMでみてあ~これなんだ~って思ったりして。
なんかそんなこともつながってきて、尾道のともだちたちが教えてくれた
いろんな地域のアイデアや介護のアイデアなんかも
ミックスされて、知らず知らずに自分の次にやるべきミッションや、考えるべきことが
「グラフィックデザイン」という枠のなかとは
とうてい語れないもののところにあることもわかってて。でも、そこと自分の距離はすごく遠くて、
自信が持てなかったりもあったけど。なんてかな・・・悪くないきぶんです。

可能性だらけ、って思えるから。

2018年6月15日 01:00  |  
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