PROFILE/MIKA MURAKAMI@188《コピーライター》
瀬戸の海を産湯に、波を子守唄に育ち、大阪はミナミの繁華街・坂町に生息する女コピーライター。藤原新也の「人間は犬に喰われるほど自由だ」を敬愛し、「はて。ほんとうに人間は犬に喰われるほど自由か?」と日々思い巡らしながら、2008年2月よりひょんなことから柴犬まめと暮らす。はて。きみにほんとうに伝えたいコトバはなんだろう。そんな、きみとわたしのこれからブログ。
日の入りに
天使のはしごがきれいに見えて。
考えてみれば
學さんの絵はずっと「天妖」だ。
そういう意味で意識したことはなかったけど
天の妖気。
そして、私は、天の網。
この「網」がどんな意味をもって私に新しい
景色を見せることになるのか
とても楽しみだ。
おへそのしたのたんでんから、頭の渦をつきぬけて
天にまっすぐのびていくかんじ。
背筋がのびる。ごちゃごちゃした心配事をふっきって
天にすっと手をのばす。
まだまだ私は「降りてくる」ほど鍛錬できてないから
迷わず、天に手をのばす。
つま先立ちでのばす。ジャンプする。
自分の内なる声よりも
もうちょっと広いそらの声。空(くう)の声。