「まめとみつ」- コピーライター村上美香&「柴犬まめとみつ」のコトバ・グラフティ。

まめとみつ


PROFILE/MIKA MURAKAMI@188《コピーライター》
瀬戸の海を産湯に、波を子守唄に育ち、大阪はミナミの繁華街・坂町に生息する女コピーライター。藤原新也の「人間は犬に喰われるほど自由だ」を敬愛し、「はて。ほんとうに人間は犬に喰われるほど自由か?」と日々思い巡らしながら、2008年2月よりひょんなことから柴犬まめと暮らす。はて。きみにほんとうに伝えたいコトバはなんだろう。そんな、きみとわたしのこれからブログ。

おそうじガッシュ@いんのしま

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除虫菊畑にいったメンバーで
懐かしい馬神の海にいったのだけど、
大阪からのゲストを二人お誘いもしてて。
「わたしたちの秘密の浜辺にいっしょにいきませんか?」
と同行したのはいいけれど。
そういえば。ここの浜辺は景観に相反して、
壊滅的にゴミだまりになってて。
「あ・・・・ここ、景色はいいんですけど・・・ゴミだらけで・・・
ごめんなさいね」といいながら、
残念なままゲストを招き入れることになった。
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で、地元・しげいっこである、わたしと従妹のなりこ、
そして、なりこの友人のえみちゃんの3人が口を揃えて
「ほんまにゴミだらけなんよね・・・
子どものころはきれいで、よく泳いだのに~なんとかならんかねえ」
「そうよー。なんでこんなにゴミがたまってるんじゃろう。子どもらを
泳がせたいとおもってたのに、嫌じゃなとおもよった」

え・・・そうなの?みんなそうおもってたんだったら・・・
「じゃ、拾う? ゴミ。」
「え・・・あああ、なるほど。私、今日4時から5時ならいけます」
「わたしもいける」

「じゃ、あとで。ゴミ袋とトングと軍手もって
 4時に集合しよか~!!」

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と。いうことで、急きょ、まさかの「おそうじガッシュ」が
ふるさと・因島重井町の海ではじまった。
大人は、みか、なりこ、えみちゃん
子どもは、このは、未来クン、ここねちゃん。
犬は、まめ、みつ。

恐ろしいほどに
ペットボトル、カン、瓶、発泡スチロール、
流れ着いたコンテナや、ビニール、おばあさんのカート、
靴、タイヤ・・・・
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子どもたちの集中力は
長くはつづかないけど、
和泉市の「おそうじガッシュ」で学んだ、子どもたちとの
リレーションがとても役にたつ。
「できるとこまででいいよー」
「すごいね~」
「ちょっとビニールもってきてくれる?」
「つかれたら、まめとみつのお世話、たのむね~」
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大人チームは、1時間半、夢中になって掃除。
「子どものころの馬神がよみがえってきた」
「明日、おねえちゃんの友だちがきてるから、ここ散歩してーっていえる」
「これなら自信をもって、きて~っていえる」

女性のちからだなあ、と改めて。
自分のこどもたちに、自分が育ってきた美しい海を
見せてやりたいし、遊ばせてやりたいと思うきもち。
ゴミをいっしょにひらうことで
大きな学びがあることを教えようとするきもち。
きれいになっていくことで
清々しい気持ちになることを知っているママたちの
パワー。
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実は、地元で育ちながらも、ここにいる女性たちはみんな
いまは大阪で暮らしているコばかり。
だからこそ、よけいに想うのかもしれない。
今の自分を育ててくれた故郷の海への恩返し、でもある。
そして、それぞれにそれぞれの世代で、
「しっかりもの」だった重井っ子だったんだなあ、ってことが
手に取るようにわかる。

犬に逢いたい!って、それだけで、いっしょに散歩にいった
メンバーが、午後には「故郷を想う、おそうじ友だち」に
なってる奇跡。

誰かがやってくれるのを待つのではなくて
自分でやったらカンタンなんだよーってこと、多くの人が気づいていない。
市役所の人がやるのではなく、
区長会の人がやるのではなく、
「わたし」がやればいいんです。そこに、仲間がいるとなおいい。

まちを「自分事にする」

それは、都会でも田舎でもおなじです。
道頓堀を掃除してたときもそう思っていました。

汚くしてたら、
「ごめんな、私が掃除するから、ちょっとまってな」っておもう。
きれいになったら、
「どうぞどうぞ、ようこそ大阪へ」
「どうぞどうぞ、ようころ因島へ」
っておもえる。

まちおこしはできなくても、マチオモイならだれでもできる。

と
ずっといってきたけど。

ゴミひろいも、だれでもできるよ。

そのうち、自分のまちじゃなくても。誰かのまちもいとおしく思えるようになれば
やさしい社会にきっとなる。

マチオモイやら、
ART GUSHやら、
1万人の第九やら、

そんな自分のしごとから学んできたことが
だんだんひとつになっていく感覚。

こう在りたいな、という
清々しい感覚を得た。

2019年5月 4日 00:42  |  
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