「まめとみつ」- コピーライター村上美香&「柴犬まめとみつ」のコトバ・グラフティ。

まめとみつ


PROFILE/MIKA MURAKAMI@188《コピーライター》
瀬戸の海を産湯に、波を子守唄に育ち、大阪はミナミの繁華街・坂町に生息する女コピーライター。藤原新也の「人間は犬に喰われるほど自由だ」を敬愛し、「はて。ほんとうに人間は犬に喰われるほど自由か?」と日々思い巡らしながら、2008年2月よりひょんなことから柴犬まめと暮らす。はて。きみにほんとうに伝えたいコトバはなんだろう。そんな、きみとわたしのこれからブログ。

商品開発部ミカ

アイデアというのは降ってこない。
ずっと考えているかどうか、だ。心の奥に浸み込んでいる
水分みたいなものがずっとあって、そこに栄養を届けて、
太陽の光をあててやって、循環させて、ときどき入れ替えながら
ずっとそこを想っているかどうか、だ。
で、ここんとこいろんな遠まわりをしてきて、
危機感も含めて、その浸み込んできた水分がやっと
アクエリアスぐらいの、いやポカリスエットぐらいの糖分や
爽やかさを含んで「商品化」されそうな予感。

いま考えているLATEST案件は、
「東學FOR BABY」學さんの絵のベビー用品ブランドだ。
赤ちゃんが泣きやまないぐらいのゲロっとした絵でもいいし、モンスターシリーズのようなひょうきんな絵でもいい。
⇒対象 アバンギャルドな気持ちを忘れないニュージジババ。
「孫」ができる世代なんよね、50代中盤からって・・・私たちの友人たちはどんどん、ジジババ世代に突入するのだ。親はできんでも、ジジババなら遊べる。孫にオモロイ世界にひとつを教えたい、こうたりたい、ってときに選んでもらえるTシャツとか、よだれかけとか??w 

キャッチコピーは、「子どもの気持ちがわかりません」
だって、ミカも學も子ども育ててないもん。犬の気持ちならわかります。

ブランドロゴは、學さんがクマちゃんみたいに座っているやつ。
ブランド名はまだ悩んでいるのですが、GAKUAZUMAのままでいくか、EROLIST powerd by GAKUAZUMA  

というのも。「ポルノグラフィティ」ってきいたときに、今、ほぼ100%ぐらいのひとが二人組の因島出身アーティストを想いだすよね? エッチなポルノを想いだす人がいないかもしれない。因島なんて「ポルノの聖地」といわれても、誰もエロを想わない。

と、おもうと数年後に。たとえば「エロリスト」というブランド名が浸透したとして・・・。「え、ベビー服の?」ってほとんどの人が思うような世界観をつくることだってできる。

軌道修正をしながら、トライアンドエラーを繰り返せばいい。失敗したらコロナのせいにしたらいい。面白そうにいきていく方法をとろうと思います。ぶっちぎりに走る人からしか、希望を届けることはできんのかもしれん、って思うようになった。みんなで手をつないで、こっちいくよーーーーーってやってる時間なくて。少人数で想いの近い人だけで、いくよ、私はこっちの未知(道)選ぶよ、って、考えてる間もなしに「あああああ、いっちゃってるわあ」ってのがいいと思うようになった。気が変わった、ごめん、ってやればいい。でも、すべての通り道はわたしのなかでつながっていることで、またそのうち、楽しい寄り道をみつけるかもしれないしね。

といいつつ。いまからマチオモイ会議。
それはそれだ。それもわたしだ。


2020年7月25日 10:21  |  
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