PROFILE/MIKA MURAKAMI@188《コピーライター》
瀬戸の海を産湯に、波を子守唄に育ち、大阪はミナミの繁華街・坂町に生息する女コピーライター。藤原新也の「人間は犬に喰われるほど自由だ」を敬愛し、「はて。ほんとうに人間は犬に喰われるほど自由か?」と日々思い巡らしながら、2008年2月よりひょんなことから柴犬まめと暮らす。はて。きみにほんとうに伝えたいコトバはなんだろう。そんな、きみとわたしのこれからブログ。
島根の宍道湖のあたりで生まれ育った
三島うみくんに会うことができた。
「しんじ帖」というマチオモイ帖をつくってくださった
芸大生。21歳だ。
この1冊に会えて、
私はこのマチオモイ帖を続けてきて本当に
よかったと思えた。
マチオモイ帖は、自分自身の告白帖だ。
自分のことを語るのは恥ずかしい。情けない過去をさらすのは
みじめでもある。でもそれを認めてることで、次に行く準備ができるのだ。
ぐっちゃぐちゃのぬかるみに手を入れて、
引っこ抜けないやなやつをひっこぬいて、光にあててやるうちに
ちょっと面白くなるのだ。悲劇のヒロインにひたったっていい。
それがクリエイターのだいご味だ。
「うみ、というのは本名ですか?」
「はい」
「いい名前」