PROFILE/MIKA MURAKAMI@188《コピーライター》
瀬戸の海を産湯に、波を子守唄に育ち、大阪はミナミの繁華街・坂町に生息する女コピーライター。藤原新也の「人間は犬に喰われるほど自由だ」を敬愛し、「はて。ほんとうに人間は犬に喰われるほど自由か?」と日々思い巡らしながら、2008年2月よりひょんなことから柴犬まめと暮らす。はて。きみにほんとうに伝えたいコトバはなんだろう。そんな、きみとわたしのこれからブログ。
4回目となる大阪音楽大学の授業。
今年はなにをしようかなとおもって考えたのが
「友達をインタビューして詩をかこう」
テーマは
「私を育ててくれたひと」
オンラインでの授業となった。
講義がおわったあと、ワークタイムになると
ZOOMのブレイクアウトルームで2人組となって
お互いをインタビューしあう(15分)
そのあと、「詩を書く時間」(15分)
そのあいだ講師は暇となるww
そのあと、発表タイムだ。
今回の授業はすごくよかった。ワークの充実度が
たぶんすごい高かったんだとおもう。
見てないのにそれがわかる。
発表タイムになって、手をあげて学生が発表するのですが
AさんがBさんのインタビューをもとに
詩をかきます。
ただ、いろんな思い出を話しただけなのに
自分じゃないひとが詩にするだけで
「あれ、私の思ってきた感情が、こんなにくっきり表現されてる」
という感覚になって、じわん、と涙でそになるのです。
自分のことじゃないからよけいに
素直に書けるというのもある。二人組でお互いの詩を
読みあうのですが、ふたりとも涙ぐんでたり。
あれ・・・いい授業だなあこれ。いい仕組みだなあ。
昔、上田かなよさんにワークしてもらった経験から組み立てた
今回のワーク。自分のなかでは最高によかった。
学生たちの詩がぜんぶみてみたい。