PROFILE/MIKA MURAKAMI@188《コピーライター》
瀬戸の海を産湯に、波を子守唄に育ち、大阪はミナミの繁華街・坂町に生息する女コピーライター。藤原新也の「人間は犬に喰われるほど自由だ」を敬愛し、「はて。ほんとうに人間は犬に喰われるほど自由か?」と日々思い巡らしながら、2008年2月よりひょんなことから柴犬まめと暮らす。はて。きみにほんとうに伝えたいコトバはなんだろう。そんな、きみとわたしのこれからブログ。
朝、まめがベッドにあがってこなかったなあとおもって
クッションのうえにいるまめを撫でてると
クッションにかなり鮮やかな鮮血がどろん・・・やばいぞ・・・
きょうは10時着でインターフェロンの初注射をする日なので
朝から病院にいく準備をしていたのだけど。
首輪をつけて、動かそうとすると・・・おっと・・・ぽたぽた ぽたぽた
キッチンから玄関にかけてぽたぽた・・となってしまい
立往生、とはこのことか、というぐらい自分が動けなくなった。
床を拭いていいのか、まめの口を止血するのか、体が動かなくて、
まんちゃんを大声でよんで手分けして対応。
とりあえず、わたしは口を押えて止血。そのあいだにまんちゃんが
床や階段を拭いていってくれる。かなえもきてくれた。
胸がぎゅんとしめつけられるように痛く、緊張感がとれない。
まめが落ち着くまでまってみよう。病院に電話して、さわやま先生に
応急処置の方法をきく。「とりあえず、ガーゼで口を押えてあげて、
落ち付いたら病院にきてください」
★インターフェロン 初回。
ちくっとしてまめが反応。からだをおさえてやる。
少しやっぱりやせたなと思う。7.7キロになっていた。
そのあいだ、先生がそっと見ていてくださる。
注射が終わっても、私とまめがおちつくまで、じっと待っていてくださる。
これでよかった。この先生でよかったな、と思えた。ありがとう。