PROFILE/MIKA MURAKAMI@188《コピーライター》
瀬戸の海を産湯に、波を子守唄に育ち、大阪はミナミの繁華街・坂町に生息する女コピーライター。藤原新也の「人間は犬に喰われるほど自由だ」を敬愛し、「はて。ほんとうに人間は犬に喰われるほど自由か?」と日々思い巡らしながら、2008年2月よりひょんなことから柴犬まめと暮らす。はて。きみにほんとうに伝えたいコトバはなんだろう。そんな、きみとわたしのこれからブログ。
朝から大騒動だったこともあり、
やっぱり深いショックが胸をえぐるような感じが続いて、
なにをしてても涙が出てしまう。
部屋をさっぱりときれいにしておこうと、
まめが安心して眠っていられる場所を掃除して整える。
お昼ご飯は川上さんにもらった鯛の塩焼き。
しっかり食べよう。
ぼーっとしたままでまめもハウスのなかでうずくまったままだし、
なにをやるでもなく、玄関の掃除。
しばらくして清水さんから電話かかってきて
マチオモイの件ではあるのだけど、半分泣いていたので
そのまま出てしまう。犬友だからね、うんうんうんうん、と
ずっと話を聞いてくださる。そのうち、ちょっと楽になって
まめが動き始めたので、外行く?というと
パワーが出てきたので、みつもさそって道頓堀にいってみる。
日差しが強い。夏日になると、舌が使えないまめは、温度調節が難しいけど
なんとか右側からベロを出そうとする。
道頓堀について、チュールを3本~4本。
途中、シリンジにいれた水を口のなかに勢いをよく注入する。
だらだらと水をこぼしてもよい状態で、
洗うように口のなかに何度も水を入れてやる。水浴びみたいで気持ちよさそうな顔をする。
逃げないので悪くないのだろう。このやり方はあり。だ。
水で洗った後また、チュールを食べさせる、6本ぐらいは食べれたかと。
そのまま3時から5時ぐらいまでずっと道頓堀にいた。
口のまわりに痛々しくこびりついた血の塊をゆっくり溶かすように
拭いてやる、ゆっくりゆっくり拭いてやる取れてきて
ちょっとほっとする。まめも落ち着いてきた。顔の周りがすっきりしてくると
ほっとする。朝はまじでヤバかったからね・・・ふう、ってかんじで。
そのうちもつまるの店長が店を開ける。
道頓堀の犬男が家路につこうとしていたので、ちょっと話す。
「病気になってん」というと
「えええ~」と普通に話すのが面白い。犬のかぶりものをかぶっているのに
口もちゃんと動くんだ。この犬。この犬とふつうに会話してるのが面白い。
「うちも猫おるから・・・」とかいう。w
帰りに藤本さんのところによる。チュール1本。
お父さんも出てきてくれる、重湯を食べさせたらいいといつもいわれる。
煮豆をもらう。
ごはんのあとに、缶のパテを半分食べる。
わりと勢いがよい。あれ、治ったんじゃない?まめ、と思う。
朝の状況を考えると、本当に回復してくれた。