PROFILE/MIKA MURAKAMI@188《コピーライター》
瀬戸の海を産湯に、波を子守唄に育ち、大阪はミナミの繁華街・坂町に生息する女コピーライター。藤原新也の「人間は犬に喰われるほど自由だ」を敬愛し、「はて。ほんとうに人間は犬に喰われるほど自由か?」と日々思い巡らしながら、2008年2月よりひょんなことから柴犬まめと暮らす。はて。きみにほんとうに伝えたいコトバはなんだろう。そんな、きみとわたしのこれからブログ。
4月18日(月)にかずやさんがきれくれた。
かずやさんはずっと愛犬と共に生きてたかたで、まめの病気がわかったときも
相談をさせていただいた。昔は、めちゃくちゃいっしょに仕事した仲。
そして最近はわたしがとあるキューピットになったというご縁もww
大きな白い花束を抱えて。まめちゃんにと。メッセージも添えてくださっている。
「お線香を手に持たせてあげて、前掛けのようなものをつけてあげてね」
などとアドバイスしてくださる。仏教のことをすごくご存じで、旅立ちのストーリーなどを教わる。
「離れると、放つ、は違うから。離れはしないから。そばにいるから。でも、放ってやることが大事なんです。いきなさい、って。そういってあげたら、まめちゃん、すーっと天国にのぼっていけるから」
そうか。いきなさい、っていってあげるのね。
そうおもって。そのことを心に刻んで、お葬式の日を迎えました。
LET'S GO が、わたしのなかの今日のテーマで。
いきなさい! わたしも、あなたも、それぞれの道を。いきましょう。
です。
その言葉があったから。
きょう、自分でまめの棺の扉を閉めることができて、
よし、もう、いきなさい、って胸をはっていえました。泣き崩れることはありませんでした。
そのことをかずやさんにつたえたら、
「良くできました!」ってメッセージもらえた。
こういう瞬間、瞬間で、心を交わせる友人がいることは
ほんとうにありがたい。大切なことを届けてくださるメッセンジャーが
ここ最近のわたしのまわりにはたくさん現れる。
仕事をセーブして、ゆるやかにしているぶん・・・受信感度が高いのかもしれない。
それってとてもいい。
レッツゴー。レッツゴーまめ。