PROFILE/MIKA MURAKAMI@188《コピーライター》
瀬戸の海を産湯に、波を子守唄に育ち、大阪はミナミの繁華街・坂町に生息する女コピーライター。藤原新也の「人間は犬に喰われるほど自由だ」を敬愛し、「はて。ほんとうに人間は犬に喰われるほど自由か?」と日々思い巡らしながら、2008年2月よりひょんなことから柴犬まめと暮らす。はて。きみにほんとうに伝えたいコトバはなんだろう。そんな、きみとわたしのこれからブログ。
火葬を次の日に控えた
4月18日(月)の朝のこと。
「そうそう。思いついてんけど、ひとつだけ私のわがまま
いっていい?」と、まんちゃん。
「え、なになに?」
「火葬のときに、まめをくるむ布、わたしのバスタオルでくるんで
やりたいんやけど。一番、匂いが染みついていると思うから。
まめが安心すると思うから」
「あーーーもちろん。ほんなら、そのまわりにミカのベッドカバーを
引いてあげようね」
・・・・そんなやりとりの結果。
棺のなかに入れられるものが非常に限られており、
ミカのベッドカバーは却下。
まんちゃんのバスタオルにくるまれて
まめちゃんはお空にゆきました。パパの匂いに包まれて。