PROFILE/MIKA MURAKAMI@188《コピーライター》
瀬戸の海を産湯に、波を子守唄に育ち、大阪はミナミの繁華街・坂町に生息する女コピーライター。藤原新也の「人間は犬に喰われるほど自由だ」を敬愛し、「はて。ほんとうに人間は犬に喰われるほど自由か?」と日々思い巡らしながら、2008年2月よりひょんなことから柴犬まめと暮らす。はて。きみにほんとうに伝えたいコトバはなんだろう。そんな、きみとわたしのこれからブログ。
nhkドキュメントでみた
第九がはんぱなく破天荒でエネルギーにあふれていた。
指揮者のいない第九だ。
東京都晴海の「トリトン晴れた海のオーケストラ」によるもの。
ベートーヴェンの楽譜にひたすら忠実に
向き合いなおす、オーケストラの演奏家ひとりひとりが自分の音符や休符の役割と
問い直す。自分が、少しだけ演奏、というもののセカイを垣間見たこともあり
めちゃくちゃ面白く見ることができた。
指揮者がいるというか、私たちのセカイでいうアートディレクターや
トップダウンのリーダーがいるセカイから
ひとりひとりが個の意思をもってコミュニケーションをとりながら
よりよいものを掛け合わせていくというスタイルは
今の時代の仕事のやりかたの参考にもなる。
朝から、アップルミュージックでトリトン晴れオケの第九をきいて。
聞きほれてしまい。第3楽章でまめのことを思い出して
ゆっくり身を任せることができた。音楽に甘える朝。