PROFILE/MIKA MURAKAMI@188《コピーライター》
瀬戸の海を産湯に、波を子守唄に育ち、大阪はミナミの繁華街・坂町に生息する女コピーライター。藤原新也の「人間は犬に喰われるほど自由だ」を敬愛し、「はて。ほんとうに人間は犬に喰われるほど自由か?」と日々思い巡らしながら、2008年2月よりひょんなことから柴犬まめと暮らす。はて。きみにほんとうに伝えたいコトバはなんだろう。そんな、きみとわたしのこれからブログ。
629OCTAGONで第一回目に発表した作品
「まだまだ」。
シンプルなことばで、自分とおなじ温度で伝わる人がそう多くないことは
わかっていたのだけど、
私の思う温度そのままに受け取ってくれた人がいたあたたかさを
かんじた今夜。人と長くつきあうということは、
そういうことなのかもしれない。そして、無常にも忘れていることがやっぱり
わたしにもたくさんあり、してもらったことはどんどん忘れているくせに、
してあげたと思っていることはしつこいぐらい覚えてたりして、
嫌らしく思えたりして。だけれども、ざわざわと、まだ自分にできる可能性が
無限にもあるのだということも思い知らされる出会いもあり、
人生なめんなよ、と、そんな気持ちで書いた「まだまだ」。
届けたかった人に、届いた気がして
ひさしぶりにふらっと訪ねてきてくれた、はじまりのはじまりの恩人のような
おねえちゃん。とっても笑顔になって
ハグして帰っていきました。まだまだ!!