PROFILE/MIKA MURAKAMI@188《コピーライター》
瀬戸の海を産湯に、波を子守唄に育ち、大阪はミナミの繁華街・坂町に生息する女コピーライター。藤原新也の「人間は犬に喰われるほど自由だ」を敬愛し、「はて。ほんとうに人間は犬に喰われるほど自由か?」と日々思い巡らしながら、2008年2月よりひょんなことから柴犬まめと暮らす。はて。きみにほんとうに伝えたいコトバはなんだろう。そんな、きみとわたしのこれからブログ。
心が動いたときに、自然に体ってものは動く。
むうんに逢いにいかなきゃ、今日ならまだ逢える、っておもって
そしたらがくさんもいく、ゆうてくれたから、いってきました。
朝の10時、雨がしとしと。でも、傘がいらないぐらいかなってぐらい。
その角を曲がるのがとても怖かった。
タクシーがいつもの坂の上について、さあ、むうんが出てくるぞって、
その角を曲がるのがとても怖かったけど、
そこには、ゆきみちゃんがひとりで、お墓を掘っている姿があった。
びっくりした。
力持ちにみえるけど、本当はまったく体力のないがくさんが
男気だけで、掘り進める。これぐらいかなあ、これぐらいかなあ。
私はじっと見ておこう、そらさずに見ておこう
きょうという日を覚えておこう、と思っていました。