PROFILE/MIKA MURAKAMI@188《コピーライター》
瀬戸の海を産湯に、波を子守唄に育ち、大阪はミナミの繁華街・坂町に生息する女コピーライター。藤原新也の「人間は犬に喰われるほど自由だ」を敬愛し、「はて。ほんとうに人間は犬に喰われるほど自由か?」と日々思い巡らしながら、2008年2月よりひょんなことから柴犬まめと暮らす。はて。きみにほんとうに伝えたいコトバはなんだろう。そんな、きみとわたしのこれからブログ。
500人の第九は、もちろん1万人もそうですが、
大勢の人を会場内に移動させるだけでも大変です。
はじめてのことでスタッフもあたふた。
それでも、席につけば、この美しさと華やかさ、
見事な巻き舌できかせくれます。
「今日はなあ、事件がいっぱいあってほんまたいへんやってん」
と、晩ご飯の席で佐渡さんがいいました。
そのひとつが、
第一リハーサルのときに、ソプラノとアルトの位置が逆だったとか・・・
そういえばそうでした。アルト側で写真を撮らせて
もらっていたこの美しい女性が、
後半では、ソプラノ側に移動してたから、あれ?席詰めなのかなと
おもっちゃってたのですが、
裏では大変なことがおこっていたようです。
アルトとソプラノの人数にも差があるから、
売りの座席も変更しなきゃいけない・・・とかあれこれで
佐渡さんもさすがにぐったり。
それでも当然ながら、500人の気持ちをじょじょに
まとめて、本番にいくのです。
「楽譜を見てもいいけど、1つや2つの失敗を僕はきにしません。
それよりも、みなさんが音楽をやってないことのほうが問題なのです。
明日はみんなで、思いっきり、音楽をしましょう。」