PROFILE/MIKA MURAKAMI@188《コピーライター》
瀬戸の海を産湯に、波を子守唄に育ち、大阪はミナミの繁華街・坂町に生息する女コピーライター。藤原新也の「人間は犬に喰われるほど自由だ」を敬愛し、「はて。ほんとうに人間は犬に喰われるほど自由か?」と日々思い巡らしながら、2008年2月よりひょんなことから柴犬まめと暮らす。はて。きみにほんとうに伝えたいコトバはなんだろう。そんな、きみとわたしのこれからブログ。
「わかりやすいでしょ、わたし」
と、先生にいう。
「うん」
と、先生が笑う。
もともとが優等生気質なもんで、負けず嫌いが
ハンパない。前回の隷書が気持ちいいぐらいうまく
いったのに今回のお題がこなせない。
非常にザワザワした気持ちを抱えながらのお教室だった
からという言い訳にすぎないのですが
集中したいのに、ほんとうは
まったくそこに集中できていない自分にいらいらしているのでしょう。
小学生のときとおんなじような気持ちになります。
書きながら、できない自分が悔しくて
勝手に涙がでてきそになります。恥ずかしいので、下を向いています。
そういう時は。美恵ちゃんもゆかりちゃんも
できないからって泣いたりはしていないはずなのに
私はこっそり涙がでそーになります。
でも、そんなじぶんが面白いなあって思います。
とってもその場に素直に向き合えているんだなあとおもうから。
悔しいとか、悲しいとか、怒っているとか、そういう感情は
あまりみせないようにいきています、おおくのひとは。
書道。100歳のミカへの手紙。