PROFILE/MIKA MURAKAMI@188《コピーライター》
瀬戸の海を産湯に、波を子守唄に育ち、大阪はミナミの繁華街・坂町に生息する女コピーライター。藤原新也の「人間は犬に喰われるほど自由だ」を敬愛し、「はて。ほんとうに人間は犬に喰われるほど自由か?」と日々思い巡らしながら、2008年2月よりひょんなことから柴犬まめと暮らす。はて。きみにほんとうに伝えたいコトバはなんだろう。そんな、きみとわたしのこれからブログ。
ちょっとブログが滞ってしまっています。
3月15日、マチオモイ帖のオープニングから。
今日は、初日。
オープニングトークは、清水さん、山本あっちゃん、美香の3人での
マチオモイトーク。いつも、司会進行をやるメンバーが
スピーカーでもある。「わたしだけのマチ」をテーマに、
委員会のなかで、
万里子と私で、私と清水さんで、私とあっちゃんで、
松井さんと私で、それから、それぞれの私以外のみんなで
何度も何度も議論をかさねて
次のマチオモイの在り方を考えて、あきらめそーになりながも
「発明はかならずある」というボスのもとで
もがいてきたから。ある日曜日、
エクセルを開きながら、これまでのマチオモイ帖を1冊ずつ
「想いのカテゴリ」で分けていって、
ハッシュタグつけたりしながら、1冊1冊が
なにを表現してるんだろう、というところに立ち返って、
なにを伝えたがってるんだろうということをもういちど読み込んで、
展覧会そのものを編集していくという作業。
それが、「あ!」ってなるぐらい、自分にとって新しくて。
なあなあ、これどうおもう? 夕方打ち合わせにきた
万里子に話して「いける!!美香ちゃんすごい」といつもの声援。
この声に100倍勇気がいつもでる。
そうやって、清水さんに相談してみて、「待ってました」と
いってもらえて。よっしゃ、これでなんか開けたぞ、って思ってて。
そっから丁寧に丁寧に、1冊ずつコピーをつけていって。
みんなで手分けしてつけてって。
私の雑な部分を、松井さんがちゃーーーんと整えてくれて、
清水さんが、展示のやりかたを「あ!」って思いついてくれて、
万里子がきれいなカラーペーパーを選んだり加工したりしてくれて、
カツミくんが手書きでぜんぶ頑張ってかいてくれて。
あっちゃんが会場づくりぜんぶ悩んでやってくれて、
ワディや和田君が作業がーーーーっとやってくれて、
やっとやっとの全員プレーができたきがして。
「いい展示になりましたね」
と、松井さんがいって。万里子がそーだね、といって。
「想いのカテゴリ」が立ち上がっていくのを
自分たちが更新されていくのをすごく感じて、
ここにきて、新しい自分、新しいマチオモイ帖に「逢いに行かなくちゃ」
を体験できたきがした。